植樹運動のスタート

植樹運動のスタート

朝鮮の植樹デーである3月2日、この日は偉大な金日成主席が植樹運動のスタートを切った日でもあります。

朝鮮が日本の植民地支配から解放された翌年のチュチェ35（1946）年3月2日、金日成主席はモラン峰*1に登りました。山の形が咲き始めたモランの花、牡丹の花を彷彿させるモラン峰は昔から緑したたり、花が満開になってピョンヤンの自慢、指折りの景勝地とされてきました。

しかし、主席の目に映ったのは手の施しようもなく荒廃化した禿山の悲惨な姿でした。元の姿を片鱗も留めていないモラン峰のあちこちを歩き回る主席の心境は辛く、胸は痛みました。

主席は、昔はモラン峰に木が多かった、日帝が朝鮮を占領した後、モラン峰の木を乱伐したと憤慨して言いました。そして、随員たちにこれからモラン峰に木を多く植え、花もたくさん植えるべきだと言いました。この日、主席はモラン峰を人民の憩いの場に立派につくることと国中で木をたくさん植えることを教えました。

歴史のその日から、朝鮮では植樹が大衆挙げての運動として展開されました。朝鮮人民の心の中には青い森の新しい歴史を開いた偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の優しい姿が大事に刻まれています。

（フィーチャー）