栄光で綴られた65年

栄光で綴られた65年

チュチェ37（1948）年9月9日は朝鮮民主主義人民共和国が創建された日です。意義深いその日から65年が経ちました。共和国は偉大な金日成主席が残した最も貴重な愛国の遺産です。抗日革命家リ・ウルソル*1さんは手記にこう書いています。

「長い間、金日成主席の近くに仕えて来た私には、解放後の日々のことが今も忘れえぬ追憶として残っています。国が解放された直後のチュチェ34（1945）年8月20日、主席は『解放された祖国での党、国家及び武力建設について』と言う不朽の著作を発表して、これからの主権国家建設の指針を示しました。チュチェ37（1948）年、当時、朝鮮で国家の創建は遅らせることのできない問題となっていました。南朝鮮にアメリカの傀儡政権が作られ、民族分裂の危機が一層深刻になったからです。主席はこの難局を打開し、国の統一のための闘いを主導的に推し進めるために朝鮮全土の統一的中央政府を建てるための南北朝鮮総選挙を実施することにしました。主席は夜を日についで活動しました。憲法の草案から国号と国旗、国章の制定は勿論、共和国創建にかかわる大小問題の解決のため現地指導を続け、夜も遅くまで執務をとりました。少し休んでもらいたいと申し上げると、党と正規武力も建設し、今は国家の創建が残っている、共和国を創建してからゆっくり休もうと言いました。しかし主席は生涯、この約束を守ったことがありません。主席は朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議代議員選挙のための南北朝鮮総選挙の成功に基づいて最高人民会議第1回会議を招集し、チュチェ37（1948）年9月9日、朝鮮民主主義人民共和国の創建を宣言しました。晴れ着姿の人々が空高く翻る国旗を眺めながら感激と喜びの涙を流していたことが今も目に浮かんできます」

国の至る所に新たな創造と革新の歌が響き渡りました。南半部の人民も「朝鮮人民の偉大な太陽金日成将軍万歳！」、「朝鮮民主主義人民共和国万歳！」と言うビラを撒き、喜びに満ちていました。それ以来、共和国は勝利と栄光の一路をたどってきました。

共和国が創建されて2年足らずのチュチェ39（1950）年から3年間の祖国解放戦争でアメリカを退けた朝鮮人民は、戦後の復興建設を経て生産関係の社会主義的改造を実現しました。戦後14年と言う短い間に国の工業化を実現した朝鮮人民は、社会主義建設に拍車をかけて思想強国、軍事強国を建てました。

今、共和国は、苦難の行軍、強行軍と呼ばれるほどとても苦しかった1990年代の苦境を乗り越えて勝利した勢いで経済強国建設を力強く進めています。共和国の強盛国家建設は近いうちに必ず実現するでしょう。

朝は輝け大地　黄金の恵みあふれ
3千里うるわし祖国
5千年の歴史と　きらめく文化育てし
人民のこの栄光　すべて捧げこの地
永久に守らん

血でもって守り、愛国の汗で建設した国の青空に国旗が翻っています。愛国歌と共に朝鮮の象徴として翻る共和国の旗、栄光で綴られた65年の歴史が、人民の心の中に限りない愛国の感情を呼び起こしています。

ピョンヤン市人民委員会のソク・ムンシク副局長のお話です。

「朝鮮民主主義人民共和国創建65周年を迎えると、共和国の公民たる誇りがいつになく大きくなります。真の母なる国を建設し、輝かした金日成主席と金正日総書記への感謝の念を抑える事ができません。ペクトゥ山の不世出の偉人たちの愛国の遺産であるわが国を敬愛する金正恩元帥に従ってさらに富強な国にするためすべてを尽くすつもりです」

金日成主席と金正日総書記の愛国の遺産である共和国は敬愛する金正恩元帥を戴いて永遠に輝くでしょう。