栄える国造りに尽くしている人たち

栄える国造りに尽くしている人たち

金日成総合大学の教員、研究者が教育と共に科学研究に励んでいます。中でも力学部の教員、研究者の活躍が目立ち、実践での科学技術の難題解決に取り組んで経済建設に役立てています。

副学部長のリ・ジュンゴルさんのお話です。

「教員、研究者みながいつも、大学教員は教育者であると同時に科学者だとの自覚を忘れないようにしています。学部では教員、研究者に明白なタスクを与え、必ず実行するようにしています。また、研究の成果を教授に取り入れて学生の実践能力も高めています」

チョンチョン川*1階段式発電所の建設現場で、大学の教員、研究者は、建設が終わった後、浸水地周辺の鉄道の安全性の研究に取り組みました。地質状態評価のデータに基づいて膨大な量の力学計算を行い、鉄道状態に応じて路盤や擁壁の安全性を科学的に裏づけました。

研究チームは解析プログラムを開発し、コンピュータシミュレーションで浸水地域の擁壁工事など建設工事の設計図を完成しました。この設計図は、省力と資材の節約、早期操業のメリットがありました。

学部の研究者は大規模なセポ*2地区畜産基地の建設現場でも成果を挙げました。揚水風車を製作して水問題の解決に役立てました。この揚水風車は効率がよく、メカニズムが簡単なので関心を集めました。

学部の教員、研究者は国のスポーツの発展のための研究でも成果をあげました。スポーツ科学研究所と緊密に連携して、種目別の解析及びシミュレーションプログラムと効率的な測定設備を取り入れ、選手たちの動作の正確さと安定性を保障しました。この成果は第17回アジア競技大会と世界選手権大会で選手の金メダル獲得へとつながり、選手と監督の好評を受けています。

リ・ジュンゴルさんのお話です。

「私たちはこれからも科学研究に励んで、スポーツ強国、経済強国の建設に尽くすつもりです」

科学研究に知恵と情熱の限りを尽くす教員、研究者によって栄える国造りはさらに早められるでしょう。