朝鮮の声郵便箱250126

「朝鮮の声」郵便箱 2025.01.26

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

キム・ソンチョル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：この頃の平壌は一月としては比較的温かいですが、皆さんの地方では如何ですか？

キム・ソンチョル：そうですね、穏やかな天気ですね。

シン・ヨンイル：はい。いよいよ1月も下旬に入りましたがリスナーの皆さん、いかがお過ごしですか？

キム・ソンチョル：さて、リスナーの皆さんとの『触れ合いの広場』です。

シン・ヨンイル：新年に入ってもリスナーの皆さんからのメールが引き続き届いていますが。

キム・ソンチョル：はい。先日、星野晃さんから届いたメールを拝見しますと…。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：…昨年10月、宮城県の仙台市で第21回『朝鮮観光ファン・ミーティング』が開催されました。

シン・ヨンイル：星野さんからはこれまで何度も『朝鮮観光ファン・ミーティング』が開催された事についてのお報せがありましたよね。

キム・ソンチョル：そうですね。

シン・ヨンイル：これを通じてスタッフは朝鮮の観光を熱望する方々、「朝鮮の声」放送を通じて観光情報を入手したいという方々が増えている事がよく分かりました。

キム・ソンチョル：で、この時間は朝鮮の観光ポイントの一つ、馬息嶺スキー場*1について簡単にご紹介しましょう。馬息嶺スキー場は江原道にあります。

シン・ヨンイル：このスキー場は2013年12月31日にオープンしましたね。

キム・ソンチョル：そうです。自然に優しく山奥にミックスしたホテル…。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：…スキーのサービスは言うまでも無く宿舎、ヘリポート等ハイレベルで造られていますが…。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：…このスキー場はスポーツと観光、レクリエーションの一切の条件が見事に揃っています。

シン・ヨンイル：で、スキーシーズンはいつからいつまでですか？

キム・ソンチョル：だいたい12月末から翌年の3月初めまでです。

シン・ヨンイル：えぇ、私も一度是非行ってみたいですね。

キム・ソンチョル：そうですね。そしてゲレンデは10個です。スキー場で一番高い所は〓〓という峰の頂点…。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：…そこまでは歩いても行けますが…。

シン・ヨンイル：ま、歩いていけば疲れるんじゃないですか？

キム・ソンチョル：…まぁ…ちょっと…長い…高いようですが…。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：…とにかくハラハラしながらも登れる所ですよ。

シン・ヨンイル：あぁそうですか。

キム・ソンチョル：そしてエンジン可動式のスノーボードもあります。

シン・ヨンイル：はい。

キム・ソンチョル：またリフトを利用する事も出来ます。

シン・ヨンイル：え、その話を聞いてみますと、私も行ってリラックスしたいですねぇ。

キム・ソンチョル：そうですね。先日、朝鮮国際旅行社のチャン・チョンイル課長にインタビューしましたが、チャンさんは昨年の1月、馬息嶺スキー場に行って来たとの事ですが、その時のことをこう話していました。

「馬息嶺スキー場ではその名の通りスキーが基本です。初めて滑る人、子供達が学ぶゲレンデ、プロが利用するゲレンデが別々にあります。そしてアルペン、フリースタイル等とにかくゲレンデは多種多様です。〓〓峰はその位置が妙を極めますね。そんなに高い所ではないようですが全てが足の下に見えるからです。その頂点では四方を見渡せます。真冬ですが雪が山の北側にあって南側には無いといったコントラストです。それこそ壮観です。日の出も一度見たのですが、わざわざ夜明けに登って雪に覆われた山の上で昇る太陽を見るのは初めてでした。海辺での日の出、都会での日の出とは全く違ったものでした。ロシア人に言わせますと馬息嶺ホテルはレベルが高いとの事です。外形もそうだし内部のインテリアも山間部にぴったり合うものだそうです。それに部屋の大きさも程好くなっており、プール、マッサージ室、運動室、ビリヤード場、理髪店、美容院に至るまで便益施設も充実していてとても好く落ち着いた感じだとの事でした。昨年、私が行った時はホテルが超満員でした。老若男女を問わず大勢の人が来たので部屋が足りないくらいでした。元あったホテルの向かい側にホテルをもう一つ建てましたがそこも来客で一杯でした。朝鮮人民の文化のレベルが高いという事です。（※声：シン・ヨンイル）」

キム・ソンチョル：リスナーの皆さん、チャン課長のお話を通じて朝鮮労働党の配慮によって造られた馬息嶺スキー場で、憩いのひと時を送っている朝鮮人民の姿をある程度思い描いてみたでしょうか。

シン・ヨンイル：以上、朝鮮の馬息嶺スキー場について簡単にご紹介しました。

キム・ソンチョル：他にもスキー場は色々ありますが、それについてもこれからご紹介する事にしましょう。

シン・ヨンイル：では皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。