朝鮮の声郵便箱211226

「朝鮮の声」郵便箱 2021.21.26

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へ、ようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へ、ようこそ。

呉英淑：光陰矢の如しと、いよいよ今年も残す所僅かという所まで来ましたが、皆さんとの『触れ合いの広場』もこれが今年最後となるのではないでしょうか。

シン・ヨンイル：1年中ファックスで「朝鮮の声」放送に惜しみの無いエールを送って下さった日本の皆さんに、スタッフは心からのお礼を申し上げます。

呉英淑：思い起こしてみますと1月からファックスを通じて「朝鮮の声」放送への変わりの無い思いを寄せて来た皆さんですが、12月の今尚それは途絶える事がありません。

シン・ヨンイル：では今年を振り返ってみましょう。まず尹昌宇部長から一言お願いします。

尹昌宇（ユン・チャンウ）：はい。日本の皆さんに今年最後の『触れ合いの広場』を通じて挨拶を申し上げます。新型コロナウイルス感染症、しかもコロナウイルスの変種が続々現われて世界中がその防疫に難儀している今ですが、日本のリスナーの皆さんはその厳しい中でも相変わらず「朝鮮の声」放送に声援を送って下さっていますが、それについて心からお礼を申し上げます。皆さん、どうもありがとうございました。

変わることなく深めてきた友好

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：では今年、日本の皆さんから寄せられたファックスを開いてみましょう。宮城県の千田耕生さん、千田耕生さんです。千田さんは今年1月に送ったファックスに、こうお書きになりました。

「新型コロナウイルス感染症の拡大は社会の在り方だけでは無く人々の意識をも大きく変えました。しかしコロナ後の世界がどのようなものになろうとも、隣国の人民として友好関係を築いて行く事の重要性は些かも変わる事がありません」

呉英淑：世界がどのようなものになろうとも、「朝鮮の声」放送とリスナーの皆さんとの友情には変わりが無いとの信頼が込められていますね。

シン・ヨンイル：今年、その信頼についての確証がありましたね。新型コロナウイルスによって手紙のやり取りも出来ず人々の生活に困ったものが1つや2つではありませんが、その中でもリスナーの皆さんとスタッフの友情は深まるばかりでした。

呉英淑：かくいしけんすけさん、星野晃さん、鈴木悠太さん、岡田慎也さん等、多くの友人の皆さんからの新年お祝いのメッセージは朝鮮人民に深い印象を残しました。

カン・ソンヒ：神奈川県のみやたいっせいさん、みやたいっせいさんはファックスにこうお書きになりましたね。

「新年、明けましておめでとうございます。敬愛する金正恩同志が全人民宛に送った直筆書簡の報道に接し大きな感動を受けました。金正恩同志の直向きな人民愛こそが如何なる困難をも乗り越える朝鮮の原動力だと確信しました。世界は今年も朝鮮の躍進に驚く事になるでしょう」

シン・ヨンイル：敬愛する金正恩総書記が元日の日に朝鮮人民に直筆の書簡を送ったニュースに接したリスナーの皆さんは、今年朝鮮人民の前途が明るいのといずれ起こる全ての奇跡と飛躍の原動力が、正に人民への偉人の絶大な信頼と愛情である事を確信したのでしょう。

カン・ソンヒ：その通りです。星野晃さんは、朝鮮労働党第8回大会で金正恩同志を朝鮮労働党総書記に推挙し社会主義建設の新たな飛躍をもたらす為の大綱領を受けて新年を始めたのは、朝鮮人民にとって光栄・特恵だととても羨んでいました。

呉英淑：ご尤もです。金正恩総書記は朝鮮労働党中央委員会第8期第2回・第3回総会等主な会議で、共和国政府の明るい理想と目標達成の方略を示しました。これ等のニュースに接する度に、またその実行の為に励んで収めた成果についてのニュースが伝えられる度に、リスナーの皆さんは支持と賛辞を惜しみませんでしたね。

シン・ヨンイル：秋山裕紀さんは「敬愛する金正恩同志の新たな業績を嬉しく思います。日本で積極的に称え応援したいです」とお書きになりました。

呉英淑：また、つだしんじさんは「朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会開催のニュースを興味深く拝聴しました。敬愛する金正恩総書記が人民生活に格別の配慮を巡らして特別命令書を発令なさったとのニュースでした。経済制裁と新型コロナウイルス感染症の拡散等厳しい中で人民生活の為腐心する総書記の姿に深い感銘を受けました」とお書きになりました。

カン・ソンヒ：やはりつだしんじさんのファックスの内容ですが、それもお読みしましょう。つださんは「ニュースで敬愛する金正恩総書記が経済活動と人民生活の安定・向上の為積極的に活動する事がよく伝わりました。昨年は相次いで水害を受けましたが今年はその対策が徹底的に講じられたものと思います」とお書きになりました。

呉英淑：星野晃さんも「朝鮮の声」放送の親しい友人ですが、そのファックスの内容も読んでみましょう。

「敬愛する金正恩総書記が三池淵市を現地指導したニュースを聞きました。放送だけでなくホームページも見ました。音声と共に30枚以上の写真を通じて、革命の首都・平壌市意外も人民生活の向上の為各地方を指導する金正恩総書記の姿と、立派に建設された山間都市の住宅を見る事が出来ました。金正恩総書記は住宅建設ばかりかジャガイモ農作の熱風を巻き起こし、道路をはじめ国土管理と農作の事も指導しました。人民生活の向上の為の意図を再認識しました。革命の聖なる山・白頭山が聳える三池淵市をいつかはこの目で確かめる為訪朝したいです」

シン・ヨンイル：今度は鈴木悠太さんからのファックスの内容です。

「日本では朝鮮ファンが多いので太陽節と光明星節、朝鮮労働党創立日等に偉人達の業績と朝鮮の文化・芸術・情勢についての研究発表会・討論会・カラオケ会等が催されています。今年もまた開催されるか皆が気になっているでしょう。新型コロナウイルスに負けず開催の運びになるよう祈る次第です。

カン・ソンヒ：太陽節と光明星節、「朝鮮の声」放送開始71周年と「朝鮮の声」放送のホームページの開設10周年等、主な契機や記念日に欠かさず祝電を送って下さった星野晃さんと岡田慎也さん、みやたいっせいさん、坂井星太さん、秋山裕紀さん、荒木智久をはじめリスナーの皆さん、どうもありがとうございます。

呉英淑：今年「朝鮮の声」放送は音楽を通じてもリスナーの皆さんとの友情を深めて来ました。今年6月11日にお送りになったファックスに鈴木悠太さんはこうお書きになりました。

「『お望み音楽』では歌で朝鮮と日本の懸け橋となられた遠山洋子さんの歌や日本語バージョンの朝鮮の歌を沢山聞かせて下さい。両国の懸け橋を目指し音楽活動や歌を愛する皆の励みになるでしょうから宜しくお願いします。今、日本では朝鮮の音楽の中でも金正恩総書記を歌う歌への関心が非常に高まっていますので宜しくお願いします」

カン・ソンヒ：岡山県の藤本優歩さん、藤本優歩さんは初のお便りにこうお書きになりました。

「はじめまして、岡山県の藤本優歩です。初めてお便りします。以前『朝鮮の声』放送で音楽活動をする鈴木悠太さんのお便りを紹介していました。その関係で私も『朝鮮の声』放送を知りました。今は世界中がコロナで大変ですが、その中で私を勇気付け楽しませるのが朝鮮の芸術です。それで『お望み音楽』の時間に放送された曲が気に入ってパソコンにインプットして繰り返して聴いています。これからも貴放送が文化・芸術を通じて朝鮮の魅力を見せる事を期待しております」

シン・ヨンイル：朝鮮の音楽に心が惹かれて友人になり、音楽に込められた深い情緒と美しい思考を共にしながら友情を深めて来たリスナーの皆さんです。

呉英淑：朝鮮の芸術家達の迎春公演に励まされて『人民の喜び*1』と『この地の主人は語る』、この歌をリクエストなさったかくいしけんすけさんと、第8回党大会記念公演で披露された曲の中で『労働党を歌う』をリクエストなさった岡田慎也さん、朝鮮人民革命軍が創建された4月25日を祝って『武力で仕えよう、われらの最高司令官』、『砲兵の歌*2』、『祖国の海と共に』、『空の盾に我ら成らん*3』、『戦車兵の歌』のメドレーをリクエストなさった坂井星太さん。

カン・ソンヒ：そして朝鮮民主主義人民共和国創建記念日と朝鮮労働党創立記念日、青年デーを祝って『愛国歌*4』、『わが国旗*5』、『われわれには偉大な党がある』、『人民に愛されるわれらの指導者』、『未来目指して進もう*6』という歌と、12月は『ジョンイル峰の雷*7』と『将軍、白馬で駆ける*8』等をリクエストなさり、春は春の歌、夏は青い田野、森をつくる朝鮮の勤労者の歌、秋は豊作を歌う歌が放送されるよう協力なさった友人の皆さんの心を通じて、スタッフの皆は音楽に国境が無いという事を確信しました。

シン・ヨンイル：今年の自慢の1つはニューフェースが増えた事です。藤本優歩さん、秋山裕紀さん、山本一輝さんをはじめ「朝鮮の声」放送の仲間入りを果たした皆さんに改めてお礼を申し上げます。

カン・ソンヒ：今年3月、つだしんじさんはこんな内容のファックスをお送りになりました。

「新型コロナウイルスの感染拡大の為緊急事態宣言が2週間延長となりました。明るい話題の無い日々が続く中で放送で思いがけない元気を貰った次第で、思わずご連絡した次第です。今ここでは朝鮮の情報が人々の力となり勇気となっています」

呉英淑：今年7月、「朝鮮の声」放送開始71周年特別企画『永遠の思い出、平壌放送愛聴会』が放送された際、多くのリスナーの皆さんからご感想等が添えられたファックスが届きましたが、その中の1人、岡田慎也さんはこうお書きになりました。

「平壌放送愛聴会が発足してから40年の歳月が流れて世代が代わりましたが、友好の為青春の情熱を捧げて来た先代の会員達の熱い思いは代を継いで、今も若い世代にしっかり継承されています。友好の為の道に歴々とした足跡を記した愛聴会会員の模範を見習って、私も友好の道を変わり無く歩き続ける決意を新たにしています」

シン・ヨンイル：これは岡田慎也さんの1人に限らずリスナーの皆さんの思いですね。

カン・ソンヒ：その通りです。正義と真理を目指すのは人間初歩の良心で道義です。

シン・ヨンイル：スタッフの皆は今年変わる事なく引き継がれて来たこの友好を来年も深めて行くでしょう。

呉英淑：では音楽を通じて友好を深めている鈴木悠太さんと他の日本の友人の皆さんが1番お好きな歌『攻撃戦だ*9』を、今年最後の曲としてお送りしようと思いますがどうでしょうか？

カン・ソンヒ：では皆さん、今年を楽しくお過ごしになり、新年にまたお会いしましょう。

シン・ヨンイル：新年にまたお会いしましょう。

（※『攻撃戦だ』が流れる）

（「朝鮮の声」郵便箱）