朝鮮の声郵便箱191215

「朝鮮の声」郵便箱 2019.12.15

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：平壌はこの一週間曇りがちの日が多く雨の日もありましたが、皆さんの地方は如何ですか？

シン・ヨンイル：本当に12月に雨ですから、平年よりだいぶ気温が高いという事ですね。

呉英淑：さて12月は、朝鮮人民にとって切なる思い出の月でもあります。国中に果てし無く響き渡る人民の幸せに満ちた歌声を聞いていますと、偉大な金正日総書記への偲ぶ思いが胸に迫って来てなりません。

シン・ヨンイル：金正日総書記が他界した2011年の12月はとても寒かったです。例年に無い寒さをものともせず、現地指導の為列車に乗っていた総書記が急逝したという悲報に接して、国中、いや世界中が悲しみに暮れました。

呉英淑：悲痛な思いに耐えなかったリスナーの皆さんの思いが、今も耳元に聞こえて来るようです。「突然の訃報に接し大きなショックを受けました。どうしてよいのか知りません。偉大な金正日総書記の急逝を心からお悔やみ申し上げます。今すぐに駆けつけたい気持ちで一杯ですがどうにもなりません。私達がその偉大な方を亡くなられたとは信じられません」

シン・ヨンイル：「今日は重大なニュースがあるという事でテレビの前で待機していた所、偉大な金正日総書記が急逝されたというニュースでした。驚きと共にとても大事なお方を亡くした事が残念でなりません。ご病気であったとはいえ69歳の生涯はあまりにも早く、これから朝鮮の発展の為に全力を尽くす矢先の事だっただけに悔しい思いがします」

呉英淑：「金正日総書記の突然の逝去のニュースは、共和国だけでなく全世界を悲しみに包ませました。今、総書記の業績を忘れられず全世界が喪に服しました。総書記の逝去は私にとっても大きな喪失となり、悔しさで心が落ち着きません」

シン・ヨンイル：これは、ほしのあきらさんやはらだやすひろさん、いしかわあつしさんだけの思いではありません。放送が伝える朝鮮の現実を通じて金正日総書記の偉大さに魅せられた数多くのリスナーの皆さんが、不世出の偉人を亡くした悔しさと悲しみをお手紙や作文等に盛り込みました。

呉英淑：リスナーの皆さんは偉大な恩師・偉大な指導者を失った悲しみや悔しさだけを、お手紙や文に盛り込んだのではありません。みやけひでみつさんはお手紙に、こうお書きになりました。

「金正日総書記の突然の逝去にはびっくりしました。現地指導の中、心筋梗塞による逝去は最高指導者で最も信頼していた朝鮮人民と世界人民にとって、悲劇としか言いようがありません。私からご冥福、心からお祈りいたします。金正日総書記が偉大な方であった事を世界が知っています。残念ながら日本にはここまで金正日総書記のような方がいないのが本当に残念です。このように傑出した政治家を亡くしたのは世界的な損失です。それで一層悔やみを覚えているのでしょう。各国でも金正日総書記の逝去を特別番組で放送しました。テレビで錦繍山太陽宮殿に安置されている金正日総書記の霊柩を見て涙が出ました。実に世界は大きな喪失に見舞われました。しかし決して弱気を出してはいけません。金正日総書記の業績を輝かす為、社会主義強国づくりを目指して一層頑張って下さい。偉大な金正日総書記の偉業を受け継ぐ金正恩同志が居られるので、朝鮮人民の前途は明るいものです。金正恩同志の導きについて一層頑張って下さい」

シン・ヨンイル：いとうてつおさんの真心が込められた詩『代を継いで引き継がれる偉人の血統』を通じても、偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の偉勲に則り、敬愛する最高指導者金正恩委員長の導きについて奮起した朝鮮人民に、エールを送って下さるリスナーの皆さんの熱い思いが垣間見られます。

代を継いで引き継がれる偉人の血統

建国の父、社会主義の父、偉大な金日成主席
パルチザンの息子、胆力の権化、先軍政治の父、金正日総書記
二つも無い鋼鉄の血統を受け継いだ新しい指導者、金正恩同志

金正恩指導者こそパルチザンの血統、人民愛情の血統が流れ
指導者の導きの下団結した人民、明るい微笑み満ちる人民
その明るい微笑みが、新しき指導者の原動力
新しき指導者の微笑みが、人民の原動力

人民皆が叫ぶ、指導者の為に、母なる党の為に、祖国の為に、一層頑張ろう
世界の人民は叫ぶ、社会主義の灯台、共和国の一層の発展の為に
連帯せよ、団結せよ、同志達よ
（朗読：呉英淑）

シン・ヨンイル：その通りです。金日成主席と金正日総書記の意を継いだ金正恩委員長が革命の先頭に立っているので、朝鮮人民は歴史の試練と困難を乗り切り社会主義の最後の勝利を早める為奮闘しているのです。

呉英淑：今、社会主義朝鮮は誰も手出し出来ない強い国力を持つ、人民大衆中心の社会主義として尊厳を轟かせています。

シン・ヨンイル：朝鮮民族が最大の痛恨事に見舞われていた時、悲しみや悔やみを共にしながらエールを送って下さったリスナーの皆さんをスタッフは永遠に忘れず、友人の皆さんと強く連帯して自主化された新しい世界を目指して進む事でしょう。

呉英淑：では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

※テーマ曲「ブランコに乗る乙女」は流れず。

（「朝鮮の声」郵便箱）