朝鮮の声郵便箱191020

「朝鮮の声」郵便箱 2019.10.20

カン・ソンヒ：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

カン・ソンヒ：この頃平壌は急に気温が下がり朝夕は寒い感じがしますが、皆さんの地方では如何ですか？

シン・ヨンイル：そうですね。10月も中旬ですから本格的な秋という事でしょうね。

カン・ソンヒ：この頃朝鮮半島に来襲した台風13号の被害へのお見舞いのお手紙が沢山届いていますが、埼玉県のなんばひろしさん、なんばひろしさんは9月8日付の受信報告と共にお手紙に、「台風13号の被害に対しお見舞い申し上げます。当地は別の15号台風が近づいております」とお書きになりました。

シン・ヨンイル：山口県のすぎやまてつたろうさん、すぎやまてつたろうさんもお手紙に、「台風被害は日本では千葉県の事ばかりで朝鮮半島の事はあまり報道されていません*1」と心配事をお書きになりました。

カン・ソンヒ：千葉県のさかもとかつふみさん、さかもとかつふみさんはお手紙にこうしたためておられます。

「この度は貴国での台風13号による甚大な被害に心よりお見舞い申し上げます。こちら日本では台風15号により東日本で大きな被害が出ております。私の住む千葉県でも停電・断水が続いており、道路も寸断され物資が十分に届いていない状態です。今は被災者が自分自身で物資を集め分け合っています。自治体からの配給も満足に行なわれておらず、壊れた建物も満足に修繕出来ず放置されています。こんな事態でも安倍総理は被災者を無視し内閣を改造し、権力争いに終始しており嘆かわしいです。朝鮮で金正恩委員長を先頭に国民を保護しているのとは大きな違いです。私は今、町の復興の為全力を尽くしています。手短ですが葉書で失礼します」

シン・ヨンイル：大阪府の愛聴者のやまもりけんじさん、やまもりけんじさんはお手紙に、こうお書きになりました。

「今朝のニュースで朝鮮の台風13号の被害を知りました。本当に心配しております。一日も早い復旧をお祈りしております」

カン・ソンヒ：朝鮮人民が被った台風13号の被害に対しお見舞いのお手紙を寄せて下さった親しい友人である「朝鮮の声」放送のリスナーの皆さん、ありがとうございます。このコーナーでは台風13号の被害を無くす為奮闘している朝鮮人民をご紹介しましょう。

朝鮮式台風被害対策大作戦

シン・ヨンイル：報道されたようにこの9月、朝鮮の西部地域に上陸した台風13号によって全般的地域が被害を受けました。強風と集中豪雨によって建物が倒壊し、道路と線路が寸断され沢山の農作物が冠水しました。

カン・ソンヒ：人民の生命と財産・安全を第一と見做している敬愛する最高指導者金正恩委員長は、台風による被害を防ぐ為最善の努力を傾けました。台風13号が速いスピードで朝鮮半島に近づいていた9月6日、朝鮮労働党中央軍事委員会緊急拡大会議を招集し国家的な緊急対策を講じました。そして台風13号による被害の深刻さを悟らず安逸な認識の虜になって、手付かずの旧態依然とした態度を取っている事を指摘しました。

シン・ヨンイル：金正恩委員長は会議で「自然災害による破局的被害を最小化させて人民の生命と財産・安全を徹底的に保護し、国の天然資源と革命の獲得物を守る為の至急対策が必要だ」とし、全国・全党・全軍を台風と集中豪雨による被害を防ぐ事に呼び起こす為の部門別・地域別の課題と方途を示しました。

カン・ソンヒ：これに従って全ての部門・各地域で被災の懸念がある建物や要素等を尽く探し出して防止対策を立てる等、被害防止に国挙げて取り組みました。

シン・ヨンイル：山と渓谷、河川、低地帯、冠水・土砂崩れ・倒壊の懼れのある所に住む人々を安全地帯に非難させ、河川の水位を観測しコントロールする為の指揮通信システムが補強され、貯水池の水位をリアルタイムで知らせコントロールする統一的で能動的な指揮が執られるようになりました。

カン・ソンヒ：電力工業部門と農業部門で被害を最小化させる為の具体的で実質的な対策が講じられました。また海岸防潮堤とダムの建設現場を台風や津波の被害から保護し、道路・線路の危険区間と不良箇所を尽く探し出して欠点を退治し、火力発電所・炭鉱・鉱山をはじめ工場・企業や陸海運輸部門・水産部門等全ての所で、台風の被害を防ぐ為の措置が綿密に執られました。

シン・ヨンイル：そして被災地に緊急救助隊を派遣して被害復旧に迅速に当たらせる為の準備も整えられ、国家的な災害管理及び対応システムが整然と立てられました。

カン・ソンヒ：党と国家・武力機関の幹部をはじめ活動家達が各地域に赴き、昼夜兼行で台風による被害を無くす為の作戦と指揮を責任を持って行いました。

シン・ヨンイル：台風の被害を無くす為奮闘する過程に朝鮮人民は、金正恩委員長がいれば如何なる困難や試練も乗り越えて最後の勝利を収められるという事を確信しました。

カン・ソンヒ：では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。