朝鮮の声郵便箱190707

「朝鮮の声」郵便箱 2019.07.07

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

崔鐘日（チェ・ジョンイル）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：この頃の平壌は暑い日が続いていますが、皆さんの地方では如何ですか？

崔鐘日：ええ、そうですね。でも朝晩はちょっとひんやりしますね。

呉英淑：国と人民、世界の進歩的人々に不滅の貢献をした偉大な金日成主席が他界してから、25年という歳月が流れましたね。

崔鐘日：はい。金日成主席を偲ぶ思いは募るばかりで、主席への敬慕の念は日増しに熱くなっています。

呉英淑：その通りです。「朝鮮の声」放送宛に送られるリスナーの皆さんからのお手紙を通してそれがよく分かりますが、それについて振り返ってみましょう。

崔鐘日：宮城県のちだこうせいさん、ちだこうせいさんは2014年のお手紙で自分の人生転換のきっかけについて、こうお書きになりました。

「さて先日、金日成主席の逝去から20年という節目を迎え、1994年の夏に思いを馳せました。私は当時、政治の事等何も分からない少年でしたが、主席の逝去をテレビで見て朝鮮の現実に多大な関心を抱くようになりました。貴局の日本語放送を偶然受信し初めてお便りを差し上げたのは、それから3年後の事です。この20年の間に朝鮮にも私自身にも色々な事がありました。金日成主席が20世紀の朝鮮のみならず国際社会に与えた影響力は余りにも大きく、今も私がこうして貴局に耳を傾けお便りを差し上げる事もまた、主席の影響によるものと言えそうです。日本の多くの人士を接見された金日成主席、初の日朝首脳会談をされた金正日総書記のお二方は共に日朝の和解を心から望んでおられた事と思います」

呉英淑：このような熱い思いを、ちださんはお手紙に何回となくお書きになっています。その中にはこんな内容もあります。

「共和国から伝えられる様々なニュースに感慨深く接しました。時折ふと考え慄然とさせられるのですが、もし共和国が無かったならば世界や人間を知る喜びの一体どれ程が失われていた事でしょう。多感な十代の頃、貴局を通じて共和国と出会えた事は私にとって世界や日本を見つめる目を開いてくれた人生に於ける一大転換点でした。つまり私もまた金日成主席によって多大な影響を受けた一人だと考えるのです。金日成主席は生涯を通して全人類的な幾多の過大に取り組んで来られました。その志に外国人である私達も学ぶべきであると考えています」

崔鐘日：そうです。自然と社会を自分自身の要求通りに改造して世界の全ての富をつくり出す最も力のある存在である人民大衆、その人民大衆を一番に推し立てるチュチェ思想を創始し自主の時代の新しい歴史を切り開いた金日成主席は、正に万民の恩人で優しい父、卓越した恩師です。

呉英淑：それで、いとうてつおさん、いとうてつおさんは2011年の作文コンクールに応募した詩『偉大な金日成主席の偉業について』で、主席へのありがたさをこう歌い上げています。

朝鮮民族の光明星
暗い夜空に輝く星、その名も光明星
朝鮮を解放し、楽園を造ってくれた光明星
帝国主義を打ち砕き　自主を守り抜いた光明星
今日も明日も我々を見守る
あぁ光明星、その名もゆかしい金日成主席
永遠に我々と共に居られる

崔鐘日：いとうてつおさんはこの詩が添えられたお手紙に、こう書いておられました。

「未熟ではありますが私の心情を詩に込めてみました。金日成主席への私の敬慕の念を率直に書いてみました。正義を愛する人々はいつも偉大な金日成主席の偉業に心を馳せています。私が愛する共和国は永遠に金日成主席の姿で、人類の灯台として光を放つでしょう」

呉英淑：これはいとうてつおさん一人の思いだけではありません。「朝鮮の声」放送のリスナーの皆さんの心の中には、金日成主席への心からの敬慕の念と懐かしさが宿っています。主席が生涯を尽くして成した業績は最も貴重な世界の共通の富です。それでリスナーの皆さんと世界の進歩的人民はいつまでも金日成主席を敬慕し、世界の自主化偉業を目指して力強く進んでいるのです。

崔鐘日：ではリスナーの皆さん、今日はこれで失礼します。次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）