朝鮮の声郵便箱190616

「朝鮮の声」郵便箱 2019.06.16

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

崔鐘日（チェ・ジョンイル）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：平壌はこの頃小雨が何度も降り、少々肌寒い陽気の日が多かったですが、皆さんの地方ではいかがですか？

崔鐘日：ええ、そうですね。5月は暑かったのに6月に入って気温がいまいちという所ですが、これからどうでしょうか。

呉英淑：さてこの頃も、スタッフにはリスナーの皆さんからお手紙が沢山届いていますが、東京都のおかだしんやさん、おかだしんやさんから数ヶ月振りに2通のお手紙が届きました。

崔鐘日：おかださんは3月25日付の受信報告が添えられたお手紙に、こう書いておられました。

「『朝鮮の声』日本語放送部の皆さん、こんにちは。長い冬が過ぎて、いよいよ暖かい春が訪れました。ここ東京では春を待っていたとばかりに桜の花が咲き始め、暖かい晴れの日が続いています。この手紙が届く頃には平壌の町も4月の春の祝日を控え、満開になった美しい花々で彩られるでしょう。春を迎えた平壌の姿も放送で紹介して欲しいです。敬愛する最高指導者金正恩委員長が今年初の政治スケジュールとして中華人民共和国に対する歴史的な訪問を行ったのに次いで、今年2月末から3月初めにかけてベトナム社会主義共和国を公式親善訪問しました。秀でた政治の実力と洗練されたリーダーシップでチュチェの朝鮮の尊厳と威容を世界に轟かせ、世界政治を主導している金正恩委員長の精力的な対外活動は世界の進歩的人々を大きく驚嘆させました。全世界の深い関心と衝撃の中行われた金正恩委員長のベトナム社会主義共和国に対する公式親善訪問は、朝鮮とベトナムの間の友好の歴史に輝かしいページとして記されるまた一つの重要な出来事となるでしょう」

呉英淑：はい、これはおかださん1人だけの思いではありません。世界が敬愛する最高指導者金正恩委員長を政治界に現れた当初から、「国際社会の爆発的な関心を呼び起こす世界政治会の巨星、一番影響力のある指導者、抜きん出た外交の大家、偉大な人格の持ち主」だと高く称えています。

崔鐘日：音楽が好きなおかださんはお手紙で「リクエスト曲を『お望み音楽』の時間に嬉しく聴いた」とし、こう続けました。

「美しい朝鮮の歌は深い情緒と情熱を与える生活の道連れです。生活がある所に音楽と歌は付き物。人間の生活に音楽がなければ、そのような生活は花のない花壇も同じ。労働のある所に歌があり、歌がある所に楽観的な生活があるという偉大な金正日総書記の名言は、音楽と生活の相互関係についての深奥な哲学的解明を与えています。総書記の名言を改めて心の中に刻み一曲をリクエストします。劇映画『孝女（工女？）』から『ひたすら忠実に』、この歌を『お望み音楽』の時間におかけ下されば幸いと思います。では今日はこれで失礼します、またお便りします」

呉英淑：おかださんは5月20日のお手紙に、こうお書きになりました。

「約2ヶ月振りの手紙です。この頃ここ東京は日増しに気温が上がって初夏を思わせる天気が続いています。ニュースでピョンウォン郡*1ウォンファ*2協同農場（共同農場？）で今年初の田植えを始めたと伝えましたが、今、共和国の社会主義協同農場は田植えが真っ最中でしょう。一方、朝鮮で酷い旱魃が続いていると伝えましたが、朝鮮の農業部門で灌漑を克服し労働党が示した今年の穀物生産の目標を必ず達成するものと信じています。今日（こんにち）、美しく作られている平壌の町についての番組を面白く聞きました。私も訪朝する度に公園の中の都市・平壌の壮麗な姿に感動を禁じ得ませんでしたが、これには牡丹峰区域園芸事業所の従業員をはじめ園芸科の陰の努力が秘められている事が放送を通じて分かりました。この頃多くの日本人観光客が訪朝して、日増しに一層壮大に変貌している平壌の誇らしい姿を目の当りにし大変驚いています。私もすぐ共和国を再度訪問して、朝と夕が異なり今日と明日が違うほど目覚しく変貌する、朝鮮の現実を直に見てみたいものです」

崔鐘日：おかださんはお手紙を締め括りながら、平壌をテーマにした歌2曲をリクエストなさいました。

呉英淑：朝鮮語も達者で音楽も大好きなおかださんのお手紙を拝見する度に、多情多感で正義感の強いその姿が目に浮かんで来ます。

崔鐘日：おかださん、お手紙にお書きになったように今度も訪朝して、金正恩委員長の導きの下目覚しく発展している朝鮮の姿を直に見て、朝鮮人民との信頼の情を厚くする事を願っています。

呉英淑：スタッフの皆はおかださんの訪朝を指折り数えて待っています。

崔鐘日：新潟県のいしぐろたかしさん、いしぐろたかしさんからも5月21日付の受信報告が添えられたお手紙が届きましたが、ご多忙な中でも放送を聴き続け受信報告を送るという、その熱意に深く感動するものです。

呉英淑：また千葉県のやまだまさはるさん、やまだまさはるさんからは5月4日付の受信報告と共に、「いつも『平壌タイムズ』を送って下さりありがとうございます」という内容のお手紙が届きました。

崔鐘日：リスナーの皆さんからのお手紙は朝鮮人民を大いに励まし、「朝鮮の声」放送も大いに力付けています。

呉英淑：文通を通してスタッフとの信頼を深めているリスナーの皆さんに、お礼を申し上げます。

崔鐘日：では今日のこの時間はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）