才能を伸ばす宮殿

才能を伸ばす宮殿

共和国の首都ピョンヤンにあるクァンボク街、この街に生徒たちが才能を思いっきり伸ばしているマンギョンデ学生少年宮殿があります。偉大な金正日総書記の深い配慮によって1989年5月2日、オープンしました。

30万平方メートルの敷地に、8階建ての建物6棟が並んでいます。一日に5000人の生徒たちがここで課外クラブ活動をおこなっています。宮殿は科学と芸能のエリア、体育館、水泳館からなっています。そして200のクラブ室と活動室、自動流れ式舞台完備の2000席の劇場もあります。

科学エリアには自動車室、コンピュータ室、ビデオ講義室、天体望遠鏡室などの科学技術クラブ室があります。芸能エリアにはアコーディオン、民族楽器のカヤグム、刺繍、朝鮮画のクラブなどいろいろな芸能クラブ室があります。

体育館は朝鮮の伝統武道テコンドー、卓球、レスリングなどのスポーツクラブ室、競技ホールからなっており、競技ホールはバレーボール、バスケットボールをはじめいくつもの競技を同時に行えるようになっています。このほか、水球、水中ジャンプ、水泳などの訓練ができる水泳館があり、屋外には自動車、トラクターの運転実習場、競技場がしつらえてあります。

マンギョンデ学生少年宮殿を見た外国の人たちは、生徒たちが国の配慮によって無料でこのようなすばらしい宮殿で才能を伸ばしていることに驚いています。

ここのクラブ生たちは、1988、89年度のフランス国際フォーク芸術祭、1990年のフランス・ユネスコ美術展、1991年のロサンゼルスで行われた海外朝鮮人の音楽芸術公演、1991年の第11回アジアゲーム少年芸術祭などに参加してナンバーワンとの世界的評価を受けました。

マンギョンデ学生少年宮殿は生徒たちの知識、道徳、体力を培う総合的な学校、課外教育のモデルとして大いに利用されています。