愛情で人間の世界を築く

愛情で人間の世界を築く

呉英淑（オ・ヨンスク）：チュチェ100年（2011）12月17日、偉大な金正日国防委員長の訃報に接した多くの外国の友人が朝鮮の在外公館を訪れて敬虔な気持ちで追悼しました。その中にはイタリア駐在朝鮮代表部を毎日のように訪ねて来て平壌時間に合わせて金正日国防委員長を追悼した、イタリア国際グループのジャンカルロ・エリア・バロリ理事長*1もいました。

思いの外の訃報に接したその日からバロリさんは毎日のようにイタリア駐在朝鮮代表部を訪ねて来て、国防委員長の写真を仰ぎ涙を流しました。

ジャン・カルロ・エリア・バロリさん、果たしてどんな方でしょう？

チュチェ86年（1997）1月、金正日国防委員長はバロリさんが平壌で誕生日を迎えるという事を知って祝宴を設け、自分の直筆入りのお祝いのプレゼントまで贈りました。そのプレゼントは母のエミリア・バロリさんの彫像でした。母子の情を大事にして世の中の何物にも比べられない最も貴いプレゼントを贈った国防委員長の気高い人情に、バロリさんは大粒の涙をこぼしてしまいました。

国防委員長はチュチェ99年（2010）1月にも朝鮮労働党の幹部をイタリアに遣わして、バロリさんの70歳の誕生日を祝ってあげ花籠とプレゼントを贈りました。微力ながら朝鮮人民の正義の偉業を支持し協力して来た1人の外国人を忘れず、長い間変わる事無く愛情を注いだ国防委員長は正に偉大な愛情の権化でした。

このように最高の特典を受けたバロリさんだったので、朝鮮で金正日国防委員長との告別式が行われるその日にも再び朝鮮代表部を訪ねて来てその心情を吐露しました。

「金正日国防委員長は永遠の救世主、人間の太陽です」

（世界と朝鮮―史実）