悪賢い日本の決まりきった手口

悪賢い日本の決まりきった手口

周知のように先頃日本の千葉県で、敵軍が占めている離れ島への攻撃を想定した陸上自衛隊と米軍の共同降下訓練が行われました。

視察の名目で訓練場に顔を出した日本防衛相は空元気を出して自ら先に降下塔から飛び降りて、「米軍も今回の訓練に参加した、日米同盟の強固な絆を再確認した」等と並べ立てました。

これはアメリカを後ろ盾にして再侵略の目的を必ず達成しようとの、軍国主義好戦勢力の断末魔の足掻きに他なりません。大国の威光を笠に着て侵略の実現に狂奔するのは悪賢い日本の決まりきった手口です。

20世紀にも日本はアメリカの積極的な後押しとお墨付きの下で朝鮮征服に乗り出し、終いにはファシズム勢力と軍事同盟を形成してアジア太平洋地域を支配し、その地域の人民を植民地奴隷にする為大々的な侵略戦争を開始しました。日本のこうした侵略の〓〓〓*1と手法は、世界人民の情け容赦無い反撃にぶつかって嘗て無い惨敗を喫した後も少しも変わっていません。

国際及び国内法によって徹底的に禁止されており、世人が警戒心を強める自国の武力増強と軍隊及び交戦・参戦権の付与を、他ならぬアメリカを後ろ盾にして実現しようと手の限りを尽くしています。

世界唯一の超大国を自称する上司を守るという身分不相応な詭弁の下、安全関連法の採択等法整備を追及して自国の領内に限られていた自衛隊の活動範囲を世界中に広めました。

アメリカが口癖のように言っている誰かの脅威の謳い文句をオウム返しに言って自衛隊の武力を西側でアメリカに次ぐ水準に引き上げ、今は再侵略の法整備の為の憲法改悪に本腰を入れています。

最近も安倍をはじめ日本の政治家達は上司との同盟を「アジアとインド・太平洋地域、世界の平和を守る強固な柱だ」と美化し、自分の再侵略の策動を正当化しました。しかしその欺瞞的な手口に乗せられる国はありません。

20世紀に犯した前代未聞の反人倫の罪に対し平謝りに謝るどころか外部勢力を後ろ盾にして再侵略に乗り出そうとしている日本の反動勢力の策動は絶対に許されません。

（時事評論）