性奴隷問題を通して日帝の罪悪を暴く

性奴隷問題を通して日帝の罪悪を暴く

日帝の敗北から70年余りの歳月が流れました。しかし、日本は20世紀前半、朝鮮を始め、多くの国の数十万人の女性に恥辱の性奴隷の運命を強いたことについて世紀が変わった今なお、反省するどころか、その犯罪を全面的に否定しています。

否めない日帝の性奴隷の犯罪

先ほど、南朝鮮で1944年、旧日本軍が性奴隷たちを虐殺した事実を立証する動画が公開されました。アメリカ国立文書保管所に所蔵されていたこの動画は、第2次世界大戦の末頃、日帝に性奴隷生活を強いられた朝鮮人女性たちが裸のまま放り出されたむごい光景が収録されたものです。

この動画と共に1944年9月13日、日帝侵略軍が性奴隷として引きずり回していた30人余りの朝鮮人女性を銃殺したことを記録した連合軍作戦日誌も公開されました。これで証拠なしと強弁し、性奴隷を「売春婦」と冒涜した日本の厚顔無恥な反動勢力、女性の人権をよく口にする日本の「紳士」たちは一言も弁明の余地がなくなりました。

日帝への恨みをはらんだまま、なくなった性奴隷たちの霊魂が、今も天人共に怒るべき野蛮な行為を世界に告発し、百倍、千倍の復讐を叫んでいます。

恥知らずな日本の言動

久しい前からドイツは自国の博物館にナチスの野蛮な行為を見せる歴史資料をそのまま展示して、人々に公開しています。ドイツの教育機関で行われる社会科の授業では、ナチスの犯罪が肝心要のカリキュラムとなっており、20世紀の戦争犯罪のことで不当な発言をする人は、社会の非難の的となり、法的制裁を受けるといいます。

しかし、日本はこれと正反対に振舞っています。日本の政治家たちは定期的に靖国神社に参拝し、A級戦犯を「英雄」におだて上げています。日本は高校の教科書から性奴隷犯罪と強制連行関連の文章を全部削除し、他国の歴史教科書に対して、「事実に反する」と誹謗する一方、修正せよと強情を張っています。

こればかりではありません。日本は、南朝鮮のパク・クンヘ集団にいくばくもならない金を渡すことにして作り出した「合意」が最終的だとして、未だに性奴隷問題の「完全な解決」を云々しています。

増すばかりの性奴隷少女の像

世界の多くの国と地域に性奴隷少女の像と追悼碑が多く建てられています。

2017年の1年だけでも、3月に国際婦人デーに際してドイツ南部のバイエルン州のあるパークに性奴隷少女の像が建てられました。それから数ヵ月後、アメリカ南部のジョージア州にも性奴隷少女の像が建てられました。ニューヨークのマンハッタンにもアメリカで4番目の性奴隷少女の像が建立されました。

2017年7月は、中国香港駐在日本総領事館付近に性奴隷を象徴する2つの少女の像が建てられました。日本が強情を張り、金銭工作に汲々としましたが、性奴隷少女の像は各国に設けられ、日本の特大の反人倫の犯罪を暴く時代の流れを阻むことは出来ませんでした。

性奴隷たちは70数年前に人間としての尊厳と権利はもちろん、命まで奪われましたが、永遠の「生存者」、目撃者として日帝の性奴隷の犯罪をあくまで暴くでしょう。

（時事評論）