忘れられない時代

忘れられない時代

日差し明るい6月に、共和国では子供たちの祝日、6月6日の朝鮮少年団創立記念日を迎えます。

国中が沸き立つ感激に満ちる
子供たちの6月の祝日国の喜びごと
金正恩将軍はわれらのお日様
その恩に恵まれ天地も歌歌う

今も2年前の6月6日、朝鮮少年団全国連合団体大会場に響いた敬愛する金正恩元帥の祝賀演説が聞こえてくるようです。少年団員は億代の金銀財宝にも比べられない貴重な宝、希望と未来の全て。

花の海を幼い心に持たせる
夢を花咲かせるよう世界を持たせる

共和国で少年団員は国の王様と呼ばれ、何うらやむものなく幸せに育っています。今年も、国中に赤いスカーフをなびかせる少年団員の幸せそうな笑い声が満ち溢れました。

新しく開場したマシク峰スキー場*1で少年団員たちが大学生の兄さん、姉さんと共にスキーキャンプを楽しみました。ローラースケートが得意だったので、スキーのコツもあっさり覚えてゲレンデを滑り落ちます。山や野原は緑豊かになっていますが、そのときのマシク峰の銀世界が忘れられない子供たちです。

5月2日のソンドウォン国際少年団キャンプ場*2の竣工式はまた国中を興奮させました。敬愛する金正恩元帥が臨席し、丸一日を少年団員と共にいて喜びを分かち合いました。サッカー試合も、モランボン*3楽団の祝賀公演も、花火の打ち上げも共に見ました。

ホテルのように作られた宿舎と有名劇場にも引けを取らない国際親善少年会館の劇場、充実した文化娯楽施設、グラウンドと体育館、鳥類舎と水族館、、、見事なキャンプ場の初の主人になった喜びはなんとも言えないものです。

「とても立派なキャンプ場です。テレビで見たより素晴らしいです。まるで別世界です」
「今日、水族館や屋内プールなどを見ましたが、嬉しい気持ちばかりです」
「特に印象に残るのは水族館です。海の中にいるようで、初めて見る魚も多くありました」
「初めて海を見ました。胸が広まるようです。海のように広くて強い人になります」

子供の時の思い出は格別のもので、登山一つにせよ記憶に残りますね。ましてや、原生林の中の広々としたマシク峰スキー場で、海辺の宮殿さながらのソンドウォン国際少年団キャンプ場での楽しいキャンプ生活は一生の思い出になるでしょう。

大人になって、英雄になり、将官になり、博士になっても、赤いスカーフをなびかせていた時代はいつまでたっても忘れられないでしょう。