女性解放に尽くしてなした不滅の業績

女性解放に尽くしてなした不滅の業績

朝鮮で女性は革命の一翼を担う社会の堂々たる主人として社会主義強国建設で大役を果たしています。朝鮮人民は朝鮮の女性解放運動の卓越した指導者であるカン・バンソク女史の輝かしい業績を振り返っています。

朝鮮での女性解放運動は、偉大な金日成主席が女性の解放に関する主体的な思想を示し、その思想に則り、カン・バンソク女史が女性運動を繰り広げた時から勝利と栄光の一路を辿ってきました。

ある日、カン・バンソク女史は金日成主席に女性を結束して婦女会を設ける意向を表しました。女史の話を聞いた主席は、とても重要なことだとし、人口の半分を占める女性を一つに結集するなら、それは大きな力になるといって、積極的に支持しました。

当時、朝鮮の女性は人間の初歩の権利と自由まで奪われ、二重三重の過酷な搾取と抑圧、蔑視の中、不幸と苦痛に苛まれながらもそれを宿命とばかり思っていました。金日成主席はこうした実態をつぶさに分析して、日本帝国主義者を追い出し、国を独立するためには女性労働者、女性農民を始め広範な女性を目覚めさせ、反日闘争に立ち上がらせる革命的な女性組織を設けなければならないと言いました。

その後、女史は主席の指導と援助の下、女性の中に入って女性解放偉業について、また、婦女会の結成の目的と意義について分かりやすく教え諭しました。カン・バンソク女史の精力的な活動によってチュチェ15（1926）年12月16日、中国東北地方の撫松というところで反日婦女会の結成式があり、会員皆の意思により、女史が初の会長に選ばれました。

この日、女史は婦女会の会員たちに、一本の小枝は折れても、数本合わせれば折れることがない、私たちが心を合わせて戦うなら不可能なことはないと言いました。

反日婦女会の結成により、朝鮮の女性たちは初めて正真正銘の革命組織を持ち、自己の運命を自主的に切り開くことが出来ました。