大記念碑が伝える話

大記念碑が伝える話

ピョンヤンのテドン川*1の辺にあるムンス街*2に、朝鮮労働党創立記念塔があります。記念塔は、ハンマーと鎌、筆を表す高さ50メートルの塔身と朝鮮労働党の栄えある歴史と威容を見せる三つのレリーフの銅の像からなり、広場、噴水公園があります。

塔の正面には、「朝鮮人民の全ての勝利の組織者で導き手である朝鮮労働党万歳！」というスローガンが円形の帯にレリーフされています。記念塔は、労働者と農民、知識人が握り締めたハンマーと鎌、筆を垂直に立て、円形の帯が回って、労働者、農民、知識人を構成員とする朝鮮労働党の性格を集約的に見せています。

塔創立記念塔は、朝鮮労働党を創立し、その発展のため生涯を尽くした偉大な金日成主席の不滅の革命業績をとわに輝かそうとの金正日総書記の正しい導きの下、建てられました。

チュチェ83（1994）年7月のある日、金正日総書記は記念塔の懸賞募集の図案を見ました。そして、朝鮮労働党を構成する労働者、農民、知識人を象徴するハンマーと鎌、筆を垂直に立て、指導者と党、大衆の一致団結を表す円形の帯があるのが独特だと述べ、その案をもっと洗練させて完成するようにしました。

その後は、円形の帯の正面に「朝鮮人民の全ての勝利の組織者で導き手である朝鮮労働党万歳！」というスローガンを浮き彫りにするようにし、塔の位置もマンスデの丘の金日成主席の銅像と同じ軸に置かれるムンス街に建てるようにしました。

こうして、偉大な金日成主席の党、朝鮮労働党のシンボルであり、労働党と指導者の回りに一丸となって進む朝鮮の社会の一心団結のシンボルである記念塔の思想的テーマがはっきり表れるようになりました。党創立記念塔は、朝鮮労働党創立50周年に当たるチュチェ84（1995）年10月10日に完工されました。

実に、党創立記念塔は、勝利と栄光一路を歩んできた朝鮮労働党の歴史と不滅の業績を見せる大記念碑として金日成・金正日民族の尊厳と栄誉を馳せ、とわに輝くでしょう。