営農準備にいそしむ農業勤労者

営農準備にいそしむ農業勤労者

今年、朝鮮ではあまたの国事の中で人民生活問題を第一の国事と定めました。農業勤労者の皆は豊作をもたらして国の食糧問題を円満に解決する一念で年頭から営農準備にいそしんできました。その中にはファンへ北道*1ソンリム市*2タンサン協同農場の人たちもいます。

主任技師パク・キョンナムさんのお話です。

「豊作をもたらすためには手遅れになる前に営農準備を着実に行うことが最も重要です。今は有機肥料をたくさん用意するのが基本です。それで農場では耕地面積と作物の配置に合うよう有機肥料の生産目標を高く立て、その実行のために励んでいます。農場では作業班と分組、農場員同士の社会主義的競争を活発に行って、有機肥料の生産と運搬で成果をあげるようにしています」

農場では土壌成分の分析に基づいてヘクタール当たり20トンの自給肥料と1トン以上の有機質複合肥料を施しています。これと共に少ない営農物資と節水、地元の気候と土壌条件にあった収量の多い品種を受け入れるための対策も講じています。

トラクター、田植え機のような農機械とポンプ、モーターなどの設備の修理と整備にも力を入れています。農場ではまた、農場員の皆が科学技術普及室を広く利用して高い技術知識を身につけるようにしています。

農場員のキム・サンチョルさんのお話です。

「敬愛する金正恩元帥は今年の新年の辞で人民生活問題をあまたの国事の中で第一の国事とみなしていると述べました。今、私たちは穀物生産の責任を持っていることを自覚して有機肥料の生産と運搬計画を上回って達成しています」

今年の穀物生産計画を必ず達成しようとの農場員皆の熱意はそのまま豊かな秋を呼ぶことでしょう。