品質向上のために

品質向上のために

朝鮮には背広を主としながら、色々な形の服も生産するピョンヤン・アパレル工場があります。この工場はチュチェ35（1946）年9月20日、共和国初の国営アパレル工場として操業しました。

操業以来、大衆挙げての技術更新に励み、多くのアイデアと新技術を生産に取り入れて品質を著しく高めました。その過程に全国的な既製服展示会で一位を占め、毎年、任された生産計画を超過達成しました。

最近、工場では自力自強の精神で設備の部品を国産化し、経営活動のIT化も実現しました。工場の目標は、設備と工程の現代化、IT化を進め、人民の好みに合い、世界と渡り合える有名製品をもっと多く生産することです。

工場では毎月、毎週、技術伝授を正常に行なって労働者のスキルアップをはかり、品評会もよく行なって品質向上に役立たせています。

技術準備室のリャン・ファスン室長のお話です。

「背広では袖と襟が基本です。それで、これまでとは違う袖や襟の付け方を探し出して、品質を一段高めました」

裁断では固定カッターと可動式カッターをよく組み合わせ、布の材質によって合理的で進んだ挿入方法を引き入れ、型紙の配列を科学化して裁断の実収率を最大に高めています。縫製でも反復加工と不良品をなくし、よいアイディアを出すため鋭意努力しています。

製品一つも見栄えよくスマートなものに作ろうとのピョンヤン・アパレル工場の労働者の熱意により、工場の製品の質は日増しに高まっています。