取り戻した光人民を一番大事にする朝鮮の社会主義制度で、人誰もが甲斐ある人生を送っています。ピョンアン南道*1ムンドク郡*2の所在地に住んでいるホン・チョンミさんの人生も、社会主義のこの国で幸せに暮らしてきた伝説のような話で綴られています。 ホンさんの父は、日本帝国主義の植民地支配の時、日本に徴用された貧しい農民の息子でした。常に貧乏に追われる真っ暗な世の中で、ホンさんが生まれると、親たちは清らかで美しく花咲くようにとの意味で「清美」、「チョンミ」と名づけました。ところが、生後1歳にもならない前に、目が見えなくなり、親たちは胸が潰れるようでした。あくせくして蓄えたお金を持って、病院のドアを叩きましたが、難治の病という診断ばかりでした。 ホンさんは4歳の時のチュチェ50(1961)年、偉大な金日成主席が開いた帰国の航路を通して、家族と共に共和国に来ました。ホンさん一家は初めて願いをかなえ、幸せを取り戻しました。国では、4DKの新しい住宅を宛がい、生活に必要な全てを揃えてあげました。国が人民に家を宛がい、無料で子供たちを託児所と幼稚園、学校で育て、勉強させ、また、無料で治療するのが朝鮮の現実でした。 「私たち」と親しく呼び合い、人皆同じ家族のように助け合い、導き合う社会主義祖国。祖国は、ホンさんの不幸にも気を配りました。こうして、ピョンヤンの病院で治療を受け、視力を取り戻しました。その時、周りの人たちはわがことのように喜び、ホンさんの将来を祝いました。ホンさんは成長しながら、その幸せのなんたるかを知りました。学校を卒業して、父の後を継いで農場員になったホンさんは、国に報いる一念で玉の汗を流して働きました。 初の取入れを迎えた時、ホンさんは自分の分配の割り前を国に捧げることにし、その思いを書いた手紙を主席に送りました。主席はホンさんの手紙を見て、その行いを評価し、次のような内容の返事を送りました。
主席からの返事の一字一字をかみ締めながら、ホンさんは祖国のありがたさを痛感しました。 ホン・チョンミさんのお話です。
2015年の記事
|