偲ぶ思い

偲ぶ思い

偉大な金正日総書記への偲ぶ思い募るばかりの12月になりました。12月17日、金正日総書記が突然なくなったという知らせが伝えられ、国中が血の涙に暮れていたその時から５年になりましたが、総書記を心から偲ぶ朝鮮人民の思いに変わりはありません。

ピョンヤン市*1テドンガン区域*2のオクリュ第3洞*3に住んでいる人民俳優称号を受けた73歳のリュ・ヨンオクさんもその一人です。リュさんはこう話します。

「金正日総書記が他界したのがつい昨日のことのようですが、もう5年が過ぎました。その5年間、一日とて総書記を忘れたことがありません。そして、『果てしないこの幸せ歌う』と言う歌を私の十八番として選んで詳しく指導していた時のその優しい声が今も耳元に聞こえて来るようです」

チュチェ58（1969）年10月16日、リュさんは総書記に始めて見えました。総書記は、当時、ピョンヤン音楽大学を卒業してソリストとして俳優生活をしていたリュさんを新しく組織されたマンスデ芸術団に送りました。そして、革命歌劇「血の海」で主人公の娘のカプスンの配役も任せました。また、その配役をうまくこなせるよう細心の指導を与えました。

そればかりか、総書記は歌謡「果てしないこの幸せ歌う」をリュさんの指定曲にするようにし、偉大な金日成主席の前に立たせました。このように総書記の細やかな配慮によって俳優生活を始めたリュさんは光栄にも金日成主席と金正日総書記の前で、数十回も歌を歌いました。その後、総書記は、リュさんを何度も外国ツアーに送りました。総書記の指導の下でリュさんは名歌手に、人民俳優称号の受賞者になりました。

リュさんは「果てしないこの幸せ歌う」、この歌を歌い、また歌いました。今も、リュさんは総書記を偲ぶ思いを胸に、功労のある名優の芸能宣伝隊の一員として、工場と企業などで鼓舞活動を力強く繰り広げています。

「私は総書記の格別の指導の下で成長した芸術家らしく、今後とも功労のある名優の芸能宣伝隊活動を活発に行って主席と総書記の指導の業績を輝かせるのに少しでも足しになりたいと思っています」