偉人と名言

偉人と名言

共和国の北部高山地帯にある小さい駅でのことです。日がな一日、列車を利用する幾人かの客を除いては訪ねる人もいないくらい、寂しいこの駅に当時の鉄道省芸術劇場の俳優たちが訪ねて来ました。深い山奥の駅で陰日なたなく真面目に働いている駅の人とその家族を励ますためでした。

この日の夜、芸術劇場の俳優たちの公演を見た駅の人たちとその家族は眠ることができませんでした。偉大な金正日総書記の深い配慮が山中の駅にまで行き届いているという思いで胸がいっぱいになりました。

ある日、金正日総書記は国中に散在して働いている鉄道従業員の特性に合わせて党活動を斬新で着実にしなければならない、わが国にはプクケス駅のような人里はなれたところにある小さい駅が多いが、そこで働いている人たちに対する政治活動にも深い関心を払うべきだ、幹部たちがいくら忙しくてもそういうところを先に訪ねて一緒に列車を迎えたり送ったりして列車の無事故運行を保障するのがどんなに重要なことかを教え諭すならそこの人たちが大いに励まされるだろうと言いました。

そして今、一部の人たちは芸能宣伝隊でもない芸術団が幾人かの前で公演を行うのは「体面」を傷つけ、採算も合わないと主張しているが、われわれは思想活動の成果を絶対金銭で計算しようとしてはならないと教えました。総書記の教えは強く胸を打つものがありました。

思想活動の成果を絶対金銭で計算してはならない！

革命と建設において人々の思想が基本で、人々の思想に働きかける思想活動のためには何も惜しんではならないという深い意味が込められていました。数十年を数える金正日総書記の党建設と指導の歴史に刻まれた珠玉のような名言はこれだけではありません。

「わが党は人民のために存在し、人民の利益のためにたたかう党である」
「わが党は愛と信頼の政治、仁徳政治によって人民を導き、見守る真の母なる党である」
「党の活動家が足を多く運び、睡眠も少なくして苦労すれば、それだけ人民が幸福になる」…

実に金正日総書記の名言は幹部たちを励まし、導く貴い指針でした。