人民経済の主体化の実現に尽くす

人民経済の主体化の実現に尽くす

国家科学院中央鉱業研究所で、人民経済の主体化の実現のための科学研究に力を入れて、成果を収めています。

中央鉱業研究所の所長で、博士、助教授のチョン・チョルさんのお話です。

「私たちは科学技術の力によって、社会主義経済強国建設で新たな飛躍を遂げる一念で研究に打ち込んできました。その過程に切実な科学技術上の難題を多く解決しました。その成果は人民経済各部門に広く導入され、功を奏しています」

研究所では昨年、科学者、技術者たちが意欲的に取り組んで、国の経済発展と人民生活の向上に役立つ価値ある研究の成果を収めるよう、現実に見合った課題を示しました。そして、実情に応じて研究チームを作り、各チームが研究の課題を最短期間にハイレベルでやり遂げるよう、率先垂範しました。

埋蔵量の多い低品位鉱石のマンガンからマンガン精鉱を生産する技術を確立したのが、その好例です。研究所では、皆の知恵と力を合わせて、新たな選別工法を完成し、マンガン精鉱の生産工程の技術を確立しました。同時に、その技術を生産現場に早く導入することを平行して進めました。

こうして、ファンヘ製鉄連合企業所で、主体的な生産工法によって合金鉄を生産できる科学技術の土台が築かれました。その一方、コムドク鉱業連合企業所に、より実利的な選鉱工程を取り付けることにも力を入れて、成果を収めました。

研究所ではまた、環境に優しい天然鉱物質による機能性製品の開発も推し進めてきました。研究所で自力で開発し、生産した色々な機能性製品は、環境保全と人々の健康増進に有益なので、とても人気です。

今、研究所の科学者、技術者たちは、昨年の成果に基づいて、新年により大きな成果を収める一念で、研究に拍車をかけています。

チョン・チョルさんのお話です。

「敬愛する最高指導者金正恩元帥は歴史的な新年の辞で、科学研究部門では朝鮮式の主体的な生産工程を確立し、原料と資材、設備を国産化し、自立の経済構造を完備する上での科学技術上の難題を優先的に解決すべきだと述べました。金正恩元帥の新年の辞を心に受けとめて、今年、切実な部門に力を集中して、より多くの研究の成果で経済強国建設に大いに貢献したいと思っています」