人民生活を責任持つ

人民生活を責任持つ

偉大な金正日総書記は人民生活に常に深い関心を払いました。

チュチェ55（1966）年2月、ある郡を現地指導していた金正日総書記が一人の幹部を呼びました。その幹部は何か急な問題があるのだと思い、急いで総書記の所に行きました。ところが総書記がその幹部と一緒に行った所はある機関の食品倉庫でした。

倉庫には大小のかめとつぼに各種魚の塩漬けと塩辛、きゅうり、青唐辛子、にんにくなどいろいろな野菜の漬けもので一杯でした。総書記は例の幹部にここで漬けたものはどれもこれも美味しそうに見えるが、あなたの郡ではどうしているかと聞きました。一瞬、幹部はどう答えて良いか戸惑いました。漬物などにはさほど関心を向けなかったからです。

自責の念に駆られたその幹部に総書記は越冬用の食品をこのように用意しておけば、住民が冬の副食物の心配はしないで済むだろうと言い、その方法について一つ一つ教えました。魚の塩漬けもし、塩辛も作り、またきゅうりと大根、白菜、青唐辛子のようなものもたくさん漬けておいて住民に供給すればとても喜ぶだろう、塩漬けは力が要るものでもないので、一度やってみるのが良いだろうと言いました。

住民の食卓に少しでも潤いを増してあげようと心を砕く総書記の教えにその幹部は頭が下がる思いでした。総書記は、問題は幹部たちが人民生活を責任持つ戸主としての役割を果たし、手配を綿密に行なうことだ、幹部たちが心を合わせて食品工業を発展させなければならないと言いました。

偉大な金正日総書記の気高い人民愛の意をそのまま引き継いだ敬愛する最高指導者金正恩元帥も幹部たちが人民の真の忠僕、奉仕者になるべきだと常々教えています。

人民に滅私奉仕する、これが朝鮮労働党の気風となっています。