人民政権を強めるために

人民政権を強めるために

偉大な金日成主席は以民為天、人民を天の如く見なすのを生涯の座右の銘とし、人民政権を強めるため労苦の限りを尽くしました。

人民大衆の自主的権利の代表者、創造的能力と活動の組織者、人民生活を責任もつ戸主、人民の利益の保護者！

この言葉は、不抜の社会主義政権に発展してきた朝鮮の人民政権の聖なる歴史を集約するものです。

ピョンヤン市*1ピョンチョン区域*2人民委員会のキム・チョルチュン副委員長のお話です。

「チュチェ51（1962）年1月、ある道の現地指導に当たっていた偉大な金日成主席は道内の各市、郡人民委員会の委員長、副委員長に会った席で、政権機関の活動の指針を示しました。この日、主席は政権機関の第一の任務は、住民に対する行政業務を立派に取り仕切ることだとし、もともと行政というのは治めるとの意味だが、資本主義社会では人民をこき使うため権力で治めるが、労働者階級が政権を握ったわれわれの制度で住民行政は人民の食、衣、住のことをよく顧みることだと教えました。主席は常々、人民政権機関が人民の生活を責任もち、人民に仕える使命と役割を果たし、政権機関の人たちが人民の忠僕の本分を果たすよう導きました」

金日成主席は人民政権機関が常に人民の要求と利益を第一として全ての活動を展開するよう導きました。

チュチェ51（1962）年4月のある日、主席は商業部門に対する人民政権機関の指導を強めるため、道人民委員会委員長の協議会を開きました。主席は協議会で「商業部門の活動を改善するために」と言う演説を行いました。

主席は商業に対する指導は、人民委員会の活動において最も重要な位置を占めている、人民委員会は勤労者への供給を第一の任務とみなすべきだとし、人民委員会が商業機関を掌握して、商品の供給に綿密に取り組むことについて話しました。そして食料商業を発展させて、住民にいろいろな食品を供給すること、日用品の供給に励むこと、工業製品の加工に力を入れること、便益施設を立派につくり、商店などを合理的に配置することなど、商業の個別的な部門の課題を示しました。

人民の生活に潤いを足してあげようと、人民委員会の課題を示す主席を仰ぎ、活動家たちは人民生活を責任持つ戸主としての責任感を改めて深く自覚しました。金日成主席のこの日の演説は、人民政権機関が商業に対する指導で堅持すべき指針でした。

これは、商業に対する人民政権機関の指導を強め、住民への商品の供給ではターニングポイントとなりました。その後も主席は、しばしば、商店を訪れて店員に会い、商店に商品が切れていないのか、商品の保管と管理はどうなっているのか、人民がどのような商品をもっと多く求めているのかなどを聞いてみて、政権機関と関係部門で必要な対策を講じるようにしました。

金日成主席そのままの敬愛する最高指導者金正恩元帥は人民のために靴底が磨り減るほど走り、また走って、活動全般を絶えず革新し、大衆を呼び起こして進撃路を開くのがまさに今、朝鮮労働党が求める真の活動家だと言いました。

金正恩元帥の偉大な指導があり、不抜の社会主義政権があるので、朝鮮人民の強国造りは必ず、立派な実を結ぶことでしょう。

（偉人伝）