人民挙げての抗争の準備を導いて

人民挙げての抗争の準備を導いて

1940年代前半、日本帝国主義者に反対する朝鮮革命は新たな高揚期を迎えました。敗北に直面した日帝が苦境から逃れようとするほど、それに反対する朝鮮人民の戦いはいつになく強まりました。抗日革命当初から民族が団結すれば勝利し、団結しないと必ず滅びるということを一貫して主張した偉大な金日成主席は、国の解放の最後の決戦に全人民を奮起させました。

主席は、朝鮮人民革命軍の総攻撃とともに人民挙げての蜂起、敵背での合同作戦で国の解放の歴史的偉業を成し遂げるという3大路線を示しました。そしてこの3大路線の実現のため国内にある秘密根拠地をしっかり築き、中国東北地方で活動していた朝鮮人民革命軍の優れた隊員からなる小部隊とグループを組織し、これに政治工作員も合わせて国内に多く派遣し、人民挙げての抗争の準備を徹底させるようにしました。

主席の指導の下、人民挙げての抗争の準備を指導する多くの中核が育成され、日帝との決戦に奮起しようの広範な大衆の熱意が強く示されました。また、全国各地で抗争に参加する武装組織が結成され、拡大しました。多くの抗争組織は、朝鮮人民革命軍の最後の攻撃作戦に合流するのが闘争目的だと、その趣旨を公開し、組織名を金日成主席の名を付けて金日成隊にしたり、ペクトゥ山と結び付けてペクトゥ山会にするのもありました。

チュチェ34（1945）年8月9日、国の解放の総攻撃が開始されました。人民挙げての抗争組織が各地で敵を撃滅し、その統治機関を叩き潰すなど、朝鮮人民革命軍の進軍に合流しました。

8月15日、朝鮮人民は日本帝国主義者の植民地支配にピリオドを打ち、国の解放の歴史的偉業を成し遂げました。

（偉人伝）