人民の食生活の向上のために

人民の食生活の向上のために

ピョンヤンに人民の食生活に欠かせない味噌、醤油などを生産するピョンヤン味噌・醤油工場があります。工場はチュチェ35（1946）年8月に操業しました。それ以来、今に至る数十年間、工場では味噌と醤油、化学調味料などの基礎となる食品を生産して人民に供給しました。

原料の投入から製品の包装に至るまで生産ラインのオートメ化、無人化が高いレベルで実現しています。工場には精製食用油、化学調味料、ビタミンE、精製塩の生産工程を始め、各工程が設けられています。

数年前、工場の人たちは、力と知恵を出し合ってトウモロコシの胚芽分離工程と納豆生産工程、製品包装工程を一新しました。その甲斐あって工場で生産される製品の数も増え、品質も一段と高まりました。

工場の人たちは科学技術はとりもなおさず生産ということを良く知っています。それで科学技術普及室で熱心に学び、その熱気が技術革新運動へと繋がっています。工場にはプールと美容院、理髪店などのサービス施設も完備しています。この工場には人民のためいつも心を砕いた不世出の偉人たちの足跡が印されています。

チュチェ57（1968）年11月、工場を訪れた偉大な金日成主席は市民に味噌と醤油をふんだんに供給するための具体的な方向付けをしました。その後、工場は偉大な金正日総書記の導きの下に近代的な工場となり、人民の食生活の向上に大いに寄与しました。人民をまず思う主席と総書記の意志は敬愛する最高指導者金正恩委員長によってそのまま引き継がれています。

チュチェ102（2013）年6月、工場を訪れた金正恩委員長は最新技術で装備された各生産工程とそこから生産される各種製品を見ました。また、原料の供給からブランドのデザインに至るまで細かく教えました。

この日、長時間にわたって工場の各所を見た金正恩委員長は職場を大事にする従業員の清らかな心も推し量りました。そして、他の工場、企業が模範的なこの工場を見習うようにすることについても話しました。

労働者のチャン・ミョングムさんのお話です。

「私は金正恩委員長の気高い人民愛を心に受け止めて、味噌と醤油などをより多く生産するため頑張るつもりです。設備に精通し機械をきちんと管理して、良質の食品がもっと多く、もっと早く市民に行き届くようにしようと思います」

（今日の朝鮮）