人民の忠僕になるようにと

人民の忠僕になるようにと

人民を大事にし、人民の利益を優先させるべき、と言うのは偉大な金正日総書記の信条で、座右の銘でした。金正日総書記は金日成総合大学に在学していた時、人民を天のようにみなし、人民と苦楽を共にする人民の忠僕としての模範を示しました。

チュチェ50（1961）年5月、総書記はピョンヤンのワサン*1と言う町からリョンソン*2と言うところまでの道路拡張工事に参加しました。ある日、作業場の付近の家からシャベルを借り出して、その家の仕事を手伝っていた大学生たちの不注意からシャベルの柄が折れてしまいました。大学生たちは主人に誤りを言ってシャベルを返そうとしました。

このことを知った金正日総書記は、シャベルの柄を新しいもので取り替えるようにと言いました。そして倉庫に行って取り替えたシャベルの柄を見ました。総書記はシャベルの柄が動かないようしっかり固定させ、ナイフで手入れまでしました。

総書記はたとえ、シャベルの柄が新しいものであっても、おじいさんの使い慣れたシャベルの柄に比べるものではない、人民のためのことでは大小の区別がない、それがいくら些細なことでも人民のためのことなら最も熱い思いで真心を尽くす人民の真の忠僕になろう、と言いました。

このように金正日総書記は人民への献身的な奉仕の精神の持ち主なので、この地に人民愛の伝説を綴ってきたのです。生涯、人民のためにすべてを尽くした総書記の献身と労苦があって、人民の夢と理想が実現し、幸せがもたらされました。

朝鮮人民は金正日総書記の人民愛の崇高な精神をいつまでも忘れないでしょう。

（偉人伝）