人工芝の新しい生産工程を確立

人工芝の新しい生産工程を確立

最近、朝鮮の食料日用品研究院の樹脂加工研究所の科学者たちが人工芝の生産工程を新しく導入することで人工芝の大量生産の展望を開きました。

食料日用品研究院の樹脂加工研究所の研究者、博士のリャン・ゴンイルさんのお話です。

「今、人工芝を利用するための研究が深まり、天然の芝に勝るとも劣らない新しい材質の人工芝が導入されています。私たちはこうした世界のトレンドに合わせて、自分の力と技術で人工芝の生産工程を確立する高い目標を立て、その実現のための地道な研究を続けてきました。その過程に人工芝の生産で基本といえる緑色の糸の生産技術を探し出し、ついで人工芝の生産工程確立での難題も高いレベルで解決しました」

ここの科学者たちは、一部の国の独占物となっている人工芝の生産技術を開発するのを自分の任務と見なしました。何らかの特定技術や経験があったからではありません。国が望むものなら必ずやり遂げるべきだという燃える情熱、また実行すれば必ず出来るという強い胆力が、先端技術の開発へと促したのです。

その勢いで創造的知恵と情熱を出し合い、科学技術上の難題も一つ一つ解決していきました。試行錯誤を重ねて、天然の芝の色に近い色を出すための樹脂原料の組み合わせの量を科学的に確定しました。奇抜なアイデアで冷却、加熱伸線、空気緩和の熱処理など緑色の糸の生産のための最適の加工条件を保障するための科学技術上の難題が見事に解決されました。

これにおごることなく、更に励んで人工芝の敷板の生産から人工芝を植える工程に至るまでの全ての工程がライン化された生産総合コントロールシステムを高いレベルで確立する成果を収めました。

リャン・ゴンイルさんのお話です。

「敬愛する最高指導者金正恩元帥は、意義深い今年の新年の辞で、原料と燃料、設備の国産化に重点を置き、工場、企業の近代化と生産の正常化で提起される科学技術上の問題を解決することに力を注ぐべきだと言いました。これからも、国の経済発展と人民生活の向上に役立つ価値ある科学研究の成果を収めるつもりです」