世界を驚嘆させた歴史的な出来事

世界を驚嘆させた歴史的な出来事

今年の6月15日は、国の統一を実現するため、朝鮮の北と南が共同宣言を発表した時から15年になる日です。チュチェ89（2000）年6月、ピョンヤンでは朝鮮民族の分断史上、初めて北と南の首脳対面がなされ、北と南の歴史的な共同宣言が採択されました。

これは、朝鮮民族の自主統一偉業で大きな意義のある歴史的な出来事として世界を驚嘆させました。朝鮮民族みなと世界の進歩的な人々は、6月15日共同宣言の採択は「世界を揺るがした特大の出来事」、「新しい歴史への始まり」だとして熱烈に支持し、歓迎しました。

6月15日共同宣言は、朝鮮の北と南が国の統一問題を、その主人である朝鮮民族同士力を合わせて自主的に解決するということを内外に厳かに宣言しました。共同宣言が採択されてから、朝鮮にはこの宣言に基づいて国の統一を目指す時代が開かれました。

6月15日共同宣言の基本の精神、核心は、朝鮮民族同士の理念です。朝鮮民族同士は民族みなの胸に外部勢力を排撃し、民族の団結した力で国の統一と繁栄を迎える意志を植えつけた新世紀の国の統一目指す運動の基本の理念です。世界を驚嘆させたこの歴史的な出来事は、偉大な金正日総書記の賢明な指導によるものです。

金正日総書記は、6月15日統一時代の開拓者、指導者です。総書記は1990年代の末、必ず国の統一をとの北と南、海外の朝鮮人民の思いが日増しに熱くなっている時、ピョンヤン訪問の意思を表明した南朝鮮当局者の要請を快く受け入れました。民族分断の歴史を終わらせ、朝鮮民族同士力を合わせて平和と統一の広い道を切り開く不世出の偉人の祖国愛、民族愛が込められている勇断と広い抱擁力によって、分断史上初めてピョンヤンで、歴史的な首脳対面がなされました。

その結果、もっとも正しい国の統一の大綱領である6月15日共同宣言が採択されました。総書記の高い政治の実力と偉人の風格に民族みなが魅せられ、朝鮮全土に金正日熱風が巻き起こりました。総書記は、思想や主義主張よりも愛国の思いをもっと大切にして、広い度量で各階層の同胞を温かく包みこみ、統一愛国の道へと導きました。

総書記の崇高な人徳とエネルギッシュな導きによって、朝鮮人民の国の統一目指す運動では驚くべき出来事が次々と起こりました。総書記の指導は、朝鮮民族の自主統一目指す運動を民族挙げての愛国運動に変えた力の源でした。

総書記は、平和と民族共同の繁栄を成し遂げ、富み栄える統一強国を必ず建てるゆるぎない意志をもって、チュチェ96（2007）年10月、またもや歴史的な北と南の首脳対面を実現させ、6月15日共同宣言の実践綱領である10月4日宣言を朝鮮民族に持たせました。

歴史的な北と南の共同宣言を採択して6月15日統一時代を切り開いた総書記の不滅の功績と国の統一のために尽くした労苦と献身の精神は、国の歴史に永遠に輝くでしょう。

今、北と南の共同宣言の旗の下、国の統一偉業目指している朝鮮人民の陣頭には敬愛する金正恩元帥がいます。元帥は主席と総書記の国の統一の遺訓どおり、民族みなを統一愛国の道へと導いています。

金正恩元帥の民族自主思想と洗練された指導、広い度量、ゆるぎない胆力は、民族みなに国の統一偉業達成の確信を持たせています。