世界を驚かせた朝鮮の体力サーカス

世界を驚かせた朝鮮の体力サーカス

今年3月、ロシアで第12回イジェフスク国際サーカス祭典が行われました。各国の200人余りのサーカス俳優が参加した祭典で朝鮮の立派な公演が観客を瞠目させました。

国立サーカス団のリ・ギョンス課長のお話です。 「イジェフスク国際サーカス祭典は2008年から毎年行われていますが、その規模や水準でハイレベルの国際祭典だと言えます。分けても、この度はロシアと中国、ウクライナ、メキシコなど各国の優秀な作品が披露され、国際サーカス界の権威たちが直接審査と表彰を行い、祭典史上最高の盛況ぶりでした」

朝鮮のサーカス俳優は体力サーカス「飛行家たち」を祭典に出しました。歳月を縮めて明るい未来目指して躍進する朝鮮人民の気概を見せるこの作品は、他の作品と違って、全ての動作が空中と地上での見事なコンビネーションと交差の中、速度感と立体感を与えます。

俳優たちはブランコでの連続3回転とんぼ返りと共に、目隠しのまま20メートルも宙を飛ぶなど難易度の高い動作を見事にこなしました。高い技と洗練された動作は観客を魅了しました。

公演を観た各国の多くの専門家も、この作品を通して朝鮮の発展ぶりがよく分かった、新進気鋭の若い俳優たちがいて朝鮮のサーカスはこれからも、世界サーカス界を驚かせる奇跡を生み出すだろうと言いました。

今、俳優たちは新たな目標を立ててトレーニングに拍車をかけています。

国立サーカス団の俳優キム・ギョンイルさんはこう語ります。

「小成に驕らず、より高いテクニックを完成するため尽力しています。トレーニングでもっと汗を流し、これからも国際祭典で体力サーカスの覇権を握り、国の名を馳せます」

（芸術）