ユンイサン音楽研究所

ユンイサン音楽研究所

ユンイサン音楽研究所は、朝鮮民族が生んだ有能な作曲家、ユンイサンの曲を始め朝鮮と世界各国の音楽を幅広く研究する専門機関です。研究所は、偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の深い関心の中、チュチェ73（1984）年9月27日、設立されました。

研究所のホン・ギョンホ所長のお話です。

「民族の団結と国の統一のために腐心した偉大な金日成主席は、国の統一と民族音楽の発展に微力ながら貢献しようとの海外朝鮮人音楽家の願いを察して、ピョンヤンにその名を付けた音楽研究所を設立するようにしました。そして、ユンイサン・コンサートも鑑賞して、曲に宿っているその愛国心と国の統一の意志を高く評価し、コンサートを国の統一を願う音楽祭として定例化するようにしました。主席の祖国愛、民族愛の崇高な志を受け継いだ偉大な金正日総書記は、ピョンヤンの都心に現代的なユンイサン音楽堂を建て、管弦楽団も組んで、研究所が国の音楽の発展と国の統一に音楽で持って貢献するよう導きました」

研究所は、不世出の偉人たちの思いやりの中、多くの学位学職の保持者と才能のある演奏家を持つ音楽の研究と交流のセンターとなっています。研究所では音楽の資料と文献の収集と整理、科学としての音楽の研究が行われ、音楽研究の成果と音楽関連ニュースを国内外に紹介する目的から、雑誌「音楽世界」と色々な音楽の本を出しています。

研究所では毎年、ユンイサン・コンサートとユンイサン音楽研究討論会を定例化し、様々な形と方法で国内および国外公演を積極的に行っています。このコンサートは朝鮮民族の和解と団結を実現し、民族の統一の熱気を盛り立たせるのに役立っています。一方、国内外の音楽家との協力と交流も活発に行われています。

ユンイサン音楽研究所はこれからも国の音楽の発展と国の統一に寄与する研究と創作の貫禄ある機関としてその使命を果たすことでしょう。