ペクトゥ山に住んでいる動物

白頭山に住んでいる動物

ペクトゥ山*1は朝鮮の北部にそびえています。ペクトゥ山は標高2750メートル、数回にわたる火山の噴出とその進化発展の過程に独特な自然環境が生まれました。

ペクトゥ山を取り囲む原生林は動物の棲息に有利な環境をつくっています。標高が高いので気温の差が著しく、包括地域が広いので植物の分布も多様で様々の生態環境をなしています。

ペクトゥ山地区には珍しい動物が多く住んでいます。トラとヒョウ、クロテン、カワウソ、ジャコウジカ、鹿、朝鮮カモシカ、ヒグマなどは特別保護される動物です。

鬱蒼とした林を成しているペクトゥ山地区には山鳥も多く住んでいます。夏は棲息環境が多様で有利なので、多くの夏鳥が繁殖します。ペクトゥ山地区で天然記念物に指定された鳥類はサムジヨン・クロライ鳥とテホンダン・クロライ鳥などです。

ペクトゥ山地区にはまたスズガエルとサンショウウオなど両棲類も多く分布しています。ペクトゥ山のカルデラ湖、チョンジにはフナとペクトゥ山イワナ、もつご、たかはやなどの淡水魚が住んでいます。

ペクトゥ山のカルデラ湖と果てしなく広がる原生林に住んでいる多種多様の動物は自然をいっそう豊かにしています。