ペクトゥ山での感激の瞬間

白頭山での感激の瞬間

朝鮮の北部に聳えるペクトゥ山*1は朝鮮民族の誰もが登りたがる民族の聖なる山です。ペクトゥ山脈*2が国土の最南端にまで延びている朝鮮民族の聖なる山ペクトゥ山は今年9月、感激に包まれました。

敬愛する最高指導者金正恩委員長がピョンヤンを訪ねた南朝鮮のムン・ジェイン大統領*3と共にペクトゥ山に登ったのです。朝鮮の分断70数年ぶりに北と南の首脳たちが共に登りました。この日、1万の山々を従えた父祖の山ペクトゥ山は、天高く聳える峰ごとに不思議なほどの精気がついていて、その雄姿がそのまま表れていました。

金正恩委員長はムン・ジェイン大統領と共にペクトゥ山の連峰で一番高いチャングン峰*4に登り、山の壮大な姿に長いこと見入りました。山岳美を誇る峰峰、清く澄んだカルデラ湖のチョンジ*5の湖畔のえもいわれぬ全景、民族の血筋のように果てしなく延びている樹海。

この日、ムン・ジェイン大統領夫妻と共にペクトゥ山の山頂に登った歴史の瞬間を記念して意義深い写真を残した金正恩委員長は、大統領と温かく懇談しました。朝鮮の北と南の首脳たちが断行したペクトゥ山の探勝は民族史に特筆される歴史的な出来事でした。

この日のニュースをテレビで見た北と南の朝鮮人民みなは限りない感激に包まれました。誰もが国の統一は遠い将来のことではなく、近いうちに到来することを確信しました。

このように北と南の首脳たちが民族のシンボルであるペクトゥ山に登って、北と南の関係の発展と平和・繁栄の新時代に歴々とした足跡を印したこの不滅の業績は、民族史と共にいついつまでも伝えられるでしょう。

（今日の朝鮮）