フランスの哲学者が選んだのは

フランスの哲学者が選んだのは

偉大な金正日総書記はチュチェ71年（1982）3月31日、普及の著作『チュチェ思想について』を発表しました。総書記の著作は百科全書も同じで、それに惹き付けられた多くの人がチュチェ思想の支持者になりました。その中にはチュチェ思想国際研究所理事だった教授・博士ピエール・ブド*1氏もいました。

ピエール氏は頑固なブルジョア哲学者・レーゼドラマの作家としてフランスの哲学界と文学界に広く知れ渡り、『フランス・キーパースン』にも載っていた人でした。そのピエール氏が1983年9月に訪朝した際、強く曳き付けられて読み漁った本がありました。金正日総書記の普及の著作『チュチェ思想について』でした。

著作を耽読する過程にピエール氏は人間を一つの生物学的存在とだけ見做して来た自分の見解が誤っている事を痛切に感じ、余生をチュチェ思想を研究し広めるのに尽くす事を決心しました。

ピエール氏は家族に次のような手紙を書きました。

「遠からず私は小説『モンテ・クリスト伯』のダンテスに比べようも無くボロ儲けをして、ちんけな財産と共に戻るだろう」

そして同僚達にはこう書きました。

「心からの頼みだが、今からでも遅くないから学者としてインテリとしての良識に訴えて真理を探し求めるなら、根深く残っている西欧式の高慢とアジアに対する偏見を捨てて朝鮮に来てチュチェ思想を学ぶが良い」

（フィーチャー）