平壌絨毯工場

ピョンヤン絨毯工場はポトン川*1辺にあります。チュチェ43(1954)年8月13日の操業以来、進歩を遂げ、絨毯の産量アップと共にその多様化も図り、紡績、染色、機会織りなど各工程の現代化が進みました。

近年、工場では科学技術を駆使して生産と経営活動を行っています。10数件の技術革新案やアイディアが生産に取り入れられ、品質も一段と高まりました。今、工場では絨毯のメインとも言えるデザインに力を入れています。

絨毯の用途別に色々な文様の色合いを工夫し、安定感と共に華やかさと上品な感じを与えるようにしています。豊かな経験と腕を持つデザイナーの新案は、生産に積極的に取り入れられています。

工場では毛や絹などの天然繊維と共に化学繊維を原料に、敷き絨毯や壁掛け絨毯、鞍など色々な絨毯を生産しています。手作業では、結び目をつけるなどの古来伝授の方法で薄く織るのを原則としています。

また、デザインの風合いをそのまま生かしています。各サイズのカラフルな絨毯の中には、面の平らなものもあれば文様を浮き彫りにして立体感を生かしたものもあります。

高尚な色合いと独特な文様、柔らかな感じと立体感のあるこれらの製品は品質の良いことで定評があり、国内はもとより、外国でも人気を博しています。

2015年の記事
 

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*1 普通川(普通江、보통강)

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Last-modified: 2017-04-11 (火) 21:19:47