デンマークの人の目に映った朝鮮

デンマークの人の目に映った朝鮮

デンマークは北欧に位置しています。東アジアに位置している朝鮮とは地理的に遠く離れています。そのためなのか、朝鮮について知らない人も多くいます。けれどこの6月、朝鮮の小編隊の学生芸術団のデンマークツアーを通してデンマークの人たちは朝鮮について深く知ることができました。

首都コペンハーゲンのベティー・ナンセン劇場で初演の幕が開きました。9人の朝鮮の学生たちがいろいろな楽器を巧みにこなして、歌も歌い、踊りも踊りながら朝鮮の歌とデンマークの歌を披露しました。観客は拍手喝采し、自分たちがよく知っているデンマークの歌を学生たちと一緒に歌いました。

「朝鮮の幼い芸術家たちはみながきれいで、礼儀正しく、聡明だ。見るほど情が深まる。学生たちが勉強する学校にも一度行ってみたい」

これが観客の評価でした。ピョンヤンのクムソン学院の教員リ・ソンニョさんのお話です。

「学生たちの公演を見たデンマークの人たちは口をそろえて本当に独特で民族色豊かな公演だ、1人1人の学生の芸術の技量もとても高いと感嘆を禁じ得ませんでした。特に学生たちの幸せで朗らかな姿が生気と活力を与えたと言いました。デンマークの人たちが共和国の学生たちの公演を直接見たのは今回が初めてでした。けれど、このたびの公演を通して朝鮮についてよく知ることができたと口をそろえて言いました。新しい世代の姿はそのままその国の素顔で、またその国の未来が映えると言うではありませんか」

朝鮮に「未来を愛せよ」というスローガンがあります。どこへ行って見ても子供たちのためのサービス施設と教育施設、保育施設が築かれ、十分な条件が揃っています。朝鮮では全般的12年制無料義務教育制が実施されています。

朝鮮伝統の楽器であるチャンゴの名手として名を馳せたキム・ジンヒョクさんの話を聞いてみましょう。

「私はマンギョンデ学生少年宮殿で始めてチャンゴを習いました。今はクムソン学院で打楽器を習っています。音楽を習い始めて9年になりますが、その代わりにお金を出したことはありません。先生たちは私たちが国の立派な音楽家になることだけを望んでいます」

敬愛する金正恩元帥は子供たちを国の「王様」と呼んで子供たちのために一生涯を捧げた偉大な金日成大元帥と金正日大元帥そのままに子供たちを思いやっています。マンギョンデ革命学院、マンギョンデ学生少年宮殿、ソンドウォン国際少年団キャンプ場*1、キョンサン幼稚園、オクリュ小児病院など子供たちのいるところなら、どこにも元帥の配慮が行き届いています。その許で新しい世代は元気よく、幸せに育っているのです。

「次の世代を大事にする政治が行われる朝鮮」「未来の明るい朝鮮」これがデンマークの人の目に映った朝鮮の姿でした。