テドン川

大同川

テドン川*1は朝鮮の北西部に聳えるランリム山*2に源を発し、ピョンヤンを経て朝鮮西海に流れ込む川です。朝鮮では5番目の長い川です。この川を生命の泉としてピョンヤンが形成され、そのピョンヤンを中心とする「テドン川文化」が生まれました。「テドン川文化」は世界5大文化の一つです。それだけ、この川は昔から美しく物産に恵まれていました。

テドン川に620あまりの大小の支流が流れ込みます。川に多目的ダムの西海閘門*3、ポンファ閘門*4、ミリム閘門*5などいくつもの閘門が作られました。

この川に130種あまりの魚がすんでいますが、特にテドン川のボラは昔から名物として知られています。天然記念物として指定された高麗いわなもこの川にすんでいます。

大人造湖となった風光明媚なテドン川の岸辺はいつも太公望で賑わっています。川の流域では主にもみ、朝鮮五葉松のような針葉樹とクヌギのような広葉樹が育っています。また良質の無煙炭と鉛、亜鉛、金、鉄などの地下資源が豊かです。

ルンラ島*6、ヤンガク島*7、スク島*8、トゥル島*9などの中洲もあります。テドン川とその支流にいたるまで万年の計の堤防が築かれており、水路が整備され、保護林が作られました。

テドン川は国の経済発展と人民生活に大きな意義があります。工業用水と農業用水はもちろん、都市用水としても利用されます。電力の生産と水上運輸の発展でも大役を果たしています。

ピョンヤンを経巡って流れるテドン川の岸辺とルンラ島にはモダンな建築と公園などが数多く作られています。15万人収容能力のパラシュート型のメーデースタジアムもこのルンラ島に位置しています。

ここ2年の間にもヘルスセンター・リュギョンウォン*10と人民野外スケート場、ムンス遊泳場*11、ルンラ人民公園*12、ルンライルカ館、ルンラスポーツ公園など多数の文化生活の場が築かれ、毎日、人々で賑わっています。風光に恵まれたヤンガク島には国際ホテルもあります。

真夏にヤンガク島国際ホテルの最上階でテドン川を見下ろしながら冷たいテドンガン・ビールを飲んでいますと、他ではどうしてもその醍醐味を探し出せないと誰もが言っています。

テドン川*1は朝鮮で5番目の長い川で、450.3キロメートルに及びます。朝鮮の北西部に聳えるランリム山*2に端を発し、朝鮮西海に注ぎ込みます。

数百個の大小の支流が集まって複雑な木の枝のような河系を成しています。川には運搬堆積作用によってできた中州のルンラ島*6、ヤンガク島*7、スク島*8などがあります。

ピョンヤンのモラン峰*13、マンスデ*14、マンギョン峰*15のような高く低い山を経巡って流れるテドン川は清い水をたたえているので岸辺の景色がとても美しいです。記念碑的建築とモダンな住宅、公園などがつくられて、岸辺の景色は日に日に美しさを増しています。

テドン川流域は森林蓄積の高い地域として主に松とクヌギ、モミ、朝鮮五葉松のような針葉樹と広葉樹が多く育っています。川には百数十種の魚がすんでいます。

テドン川は国の経済発展と人民生活に大きな意義があります。工業用水と農業用水はもちろん、都市用水としても利用されます。電力の生産と水上運輸の発展でも大役を果たしています。

川には多目的ダムの西海閘門*3とポンファ閘門*4、ミリム閘門*5などいくつもの閘門がつくられました。

（観光）