チルゴル革命史跡地

七谷革命史跡地

チルゴル革命史跡地は、ピョンヤンのマンギョンデ区域*1に位置しています。

チルゴル革命史跡地は、偉大な金日成主席が「学びの千里の道」を歩んで来て国の解放の大志を育み、朝鮮の女性運動の卓越した指導者であるカン・バンソク*2女史が誕生して幼年時代を送ったゆかりの地です。

チルゴル革命史跡地のリ・ジンソンさんのお話です。 「1892年4月21日、偉大な金日成主席の母であるカン・バンソク女史はチルゴル*3のわらぶき家で誕生して幼少期を送りました。カン・バンソク女史は両親と兄のカン・ジンソク*4先生から愛国的で革命的な教育を受け、高潔な風格と強い反日愛国の精神を培いました」

チルゴル革命史跡地には、主席の外祖父であるカン・ドンウク*5先生と叔父のカン・ジンソク先生のたたかいの業績が秘められています。熱烈な愛国者、精力的な教育者、先覚者であるカン・ドンウク先生は、3月1日人民蜂起の時、村人と若者たちを反日デモに呼び起こし、チルゴルからピョンヤン城まで練り歩く反日デモ隊を先頭で指揮しました。

そして、チャンドク学校*6を設立して、生徒の胸の中に反日愛国の精神を植えつけました。史跡地には、朝鮮の女性運動の卓越した指導者であるカン・バンソク女史の銅像が建てられています。カン・バンソク女史の銅像はチュチェ61（1972）年4月、女史の誕生80周年に際して建てられました。

金日成主席はチュチェ12（1923）年春からチュチェ14（1925）年初めまでチャンドク学校で学び、国の解放の大志を育みました。チルゴル革命史跡地には、主席が在学中に泊まっていた母の実家があります。

チャンドク学校には、人は先ず自国をよく知らなければならないと言った父のキム・ヒョンジク*7先生の大志を心に受けとめて、朝鮮の歴史と地理、朝鮮の言葉と文字を熱心に学んで、国の解放を達成する決意を固める主席の銅像が建てられています。学校には、主席が使ったゆかりの物が保存されています。

また、主席がチャンドク学校時代、強い意志を育てた兵隊ごっこの場、熱心に本を読んだ読書の場、日本帝国主義を打ち倒して必ず国を取り戻す誓いを立てた決意の場、心身を鍛えた相撲の場、兵隊ごっこをしていたメナゴルという谷あいがあります。

チルゴル革命史跡地は金日成主席とカン・バンソク女史の聖なる生涯と業績を今に伝えています。

（偉人伝）