スク島革命史跡地が伝える話

蓬島革命史跡地が伝える話

ピョンヤンの都心を流れるテドン川*1に偉大な金日成主席の民族団結の思想と不滅の業績を伝えるスク島革命史跡地があります。スク島*2は金日成主席が南北朝鮮政党、大衆団体代表者連席会議に参加した南朝鮮の名だたる政治家を民族団結の道へと導いた不滅の業績を今に伝えています。

チュチェ37（1948）年5月のはじめ、歴史的な4月の南北連席会議を成功裏に終えた金日成主席はキム・グ、キム・ギュシク、ペク・ナムウン、ホン・ミョンヒ先生など南朝鮮の代表たちと共に船に乗ってスク島へ向かいました。その日、主席は一行と分け隔てなく膝を交えて協議会を開きました。

スク島革命史跡地のキム・スジョンさんのお話です。

「この日、偉大な金日成主席は今日の協議会では代表者連席会議で討議して公表した決定を実際的に実行するための対策となる問題を虚心坦懐に協議しようと言いました。主席は国を心から重んずる人なら誰を問わず、国を永遠に二分しようとする南朝鮮傀儡集団の亡国的な『単独選挙』を傍観するわけにはいかず、われわれは力を合わせて『単独選挙』を断固拒否するだけでなく、破綻させなければならないと教えました。そして、もし、リ・スンマン*3一派がアメリカを後ろ盾にして『単独政府』を作り上げる場合、朝鮮全土で民主選挙を行って、統一的な中央政府を構成しなければならないとし、当時の南朝鮮の情勢に合わせて各種の闘争形態を組み合わせてどのように伸縮度のある活動を展開するべきか、ということについて具体的に教えました」

千里眼の英知で複雑極まる政局を見抜き、朝鮮民族が進む道を示す主席を仰ぐ南朝鮮の代表たちは敬虔な気持ちに包まれました。気高い民族愛にあふれる統一戦線の思想に接した南朝鮮の代表たちは主席が示した反米闘争の課題を必ず実行することを決心しました。

スク島での一日は南朝鮮の愛国者を闘いの道へと導いた民族の和解と団結の忘れられない一日でした。

今もスク島にある統一戦線の塔は国の統一偉業に尽くして成した偉大な金日成主席の不滅の業績を末永く伝えています。