解答;朝鮮の世界記録遺産について姜成姫(カン・ソンヒ、カン・ソニ):朝鮮の世界記録遺産についてお話します。 朝鮮の世界記録遺産は民族古典の『武芸図譜通志』と天文図の『渾天全図』です 『武芸図譜通志』は2017年10月、ユネスコの世界記録遺産に登録されました。 『武芸図譜通志』は朝鮮人民が創造し発展させて来た各種の武術の動作を、絵と文字で総合的に纏めた軍事関係の初の武術図書です。 1790年に編纂され、朝鮮固有の武術の動作と周辺諸国の一部の武術の動作も記されています。 この本には地上や馬上での兵器の使い方、馬上での各種の技と素手の武術である拳法等が具体的に叙述されています。 この本の主な特徴は武術の動作の解説に絵を添えている事です。 その画法からして朝鮮封建王朝時代の有名な画家だったキム・ホンドの手によるものと推測されています。 編纂者は本に分動作から成る武術の動作の絵の解説と共に、それを順次に再現出来るよう動作名別に絵のシリーズ形式の総譜も添えています。 その為誰であれ、本を見て自ら簡単に武術の動作を磨く事が出来ました。 民族古典『武芸図譜通志』はこれまで何度も刊行され、朝鮮封建王朝時代に軍隊の武術訓練の教材として配布された貴重な文化遺産です。 天文図の『渾天全図』は2023年5月、ユネスコの世界記録遺産に登録された国宝級の文化遺産です。 『渾天全図』は18世紀の朝鮮の天文学の発展振りを見せる天文図です。 『渾天全図』は「空全体を描いた図」という意味で当時の夜空の星を一枚の紙に投影して写し込み、天文学の現象とその解説、天文定数を記録しています。 『渾天全図』には檀君*1朝鮮の時代から始まった固有の天文学の発展振りが主たる内容を成し、これに18世紀前半までの欧州の天文学の発展振りが断片的に紹介されています。 『渾天全図』に反映された天文学の内容は当時の天文学の発展振りを見せる朝鮮の貴重な天文遺産であるばかりか、アジアの天文学の宝庫を豊かにする国宝に値する天文図です。 民族古典の『武芸図譜通志』と天文図の『渾天全図』は現在、人民大学習堂に大切に保管されています。 朝鮮の世界記録遺産である『武芸図譜通志』と『渾天全図』についてお話しました。 (レクリエーション、視聴者と共に―クイズ) 2026.05.06 サイト音声の聞き書き、用語は違うかも
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